2017年3月29日

2017年3月19日小田急線登戸駅工事調査

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 2017年3月19日に小田急線登戸駅の工事状況を調査したので、報告します。

 以下、コメントです。

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写真-1:終点方1番線桁構築付近状況

 前回調査から2箇月開いてしまいましたが、その間随分と工事が進んだようです。

 具体的には使用停止となった終点方ホーム施設の撤去が完了し、1番線の線路桁を構築する段階にシフトしていました。

 地上部を見ると桁を構築するための仮設施設を構築しているのが確認できます。

 周囲にヤードが確保されている事から、ベーシックな方法で桁構築を進めていく模様です。

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写真-2:下り線終点方状況

 上り線ホームの上屋と接続していた梁は終点方数本は仮柱で支持する形で残り、今回1番線の桁構築をする範囲は完全に縁を切る形にしています。

 下り1番線桁の架設と合わせて、幾分のホーム構造を構築するものと思われ、その際に再度接続する形になろうかとは思います。

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写真-3:1番線ホーム終点方状況

 前回調査時点では高架橋面上に何もない状況でしたが、ここに来て軌道が敷設される状況になりました。

 軌道はラダー軌道構造になっており最終の構造であると思いますが、まだ高架橋から浮いた状態になっており、今後線形を精査した上で基礎部分を施工して固定するものと思います。

 細かい調整はあるにせよ、ほぼ最終形を意識して設置しているものと思われ、これが1番線の姿であると見て良さそうではあります。

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写真-4:1番線ホーム中央部状況

 ホーム中央部も同様の状況ですが、起点方のほうに進んでいくとラダー構造が途切れて、レールだけの範囲もあります。

 調整が必要な範囲なのかなぁと推測するところです。

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写真-5:1番線起点方状況

 起点方の既設線路との取り付け付近もラダー構造で設置がなされています。

 桁下に木材が敷かれているなど暫定状況っぽい感じですが、軌道が繋がった状態であることを考えると、ほぼ最終状態なのではないかと思う所です。

 また機会を見て再確認したいと思います!!