四国・中国・九州調査の旅 2日目
四国・中国・九州調査の旅 2日目です。
例によって詳細は後日報告するとし、一日の流れを記します。
以下、コメントです。
朝一で先日乗車出来なかった「ことでん」に乗車しました。
高松築港口の利用状況その他雰囲気を味わいたいなぁという事で、時間の都合上琴平線の仏生山と長尾線の元山を往復することに決定。
高松築港駅付近の雰囲気は相変わらず良いですね。
上記区間を乗車したのは、実現云々は抜きに新駅設置だったり、色々と動きが模索された区間という事もありました。
乗ったのが朝ということもあり、高松築港に近い区間はそこそこ利用があって地元の足になっているなぁという実感はありましたが、何か抜本的に施設改修的な改善というのは難しいかなぁ・・・というのも率直な印象ですかね。
三条~太田間の高架区間が複線整備されていたり、先を見据えた形になっているのが伺えるも移設・高架化が中止された高松築港付近を含めて、財政的に厳しいかなぁと。
ことでんには頑張ってもらいたいんですけどね・・・
そんな現実を見つつ、趣味的なところでは京急の車両と京王の車両が良い感じに現役で、懐かしい気持ちになれたかな!!
続いて長尾線の元山駅です。
折返しの間合いと時間の制約から下車駅として選んだ駅ですが、下車してみると実は凄い駅であることを知ります。
明治45年、高松電気軌道の開業当時から長尾線で唯一残っている駅舎とな。
築97年となった平成21年に地域活性化に役立つ近代化産業遺産に選定されています。
そのご老体にスロープだったりICカードセンサーだったりといった新しい施設が設けられているのを見ると、施設屋として感慨深いものがありますね!!
こういうのが旅の出会いって言うのでしょうかね♪
続いてJR高松駅まで移動し、マリンライナーで岡山を目指します。
お休みの9時頃の列車という事で結構な利用状況でしたが、さすがに始発の高松の段階では座れる状況でした。
そのため運転台後部は空いていて、ラッキー♪♪
岡山方面先頭車が前面視界の良い車両ということで、帰りは前面展望で瀬戸大橋施設の確認がしたかったのです!!
そのため、座れる状況ではありましたが、立っていきます!!
青函トンネルとは異なる、この特殊感が良いですねぇ♪♪
この区間の特殊構造の最たる部分は緩衝桁軌道伸縮装置かと思いますが、変形が大きい施設に付随する軌道の構造として、なかなかゴッツイ感じで実物を見ると萌えますね。
維持管理はめっちゃ大変なのでしょうが・・・
ホワホワした気持ちで景色を眺めていたら、あっという間に本州側に辿り着き、児島以降は各停車駅での乗車で車両は満員状態に。
マリンライナーの人気ぶりが伺えるところでありました!!
岡山に到着後、予定新幹線まで多少時間があったので、岡山電気の「たま」と「KURO」と「MOMO」の特殊車両を追うことにしました。
これら車両は時刻表で明示されているので、狙いやすいのが良いですね!!
せっかくなので車内も確認したく、概観をゲットしつつ乗車できるようにチョコチョコ移動した次第です。
レトロ電車「KURO」ですが、調べてみると元々は東武の日光軌道線で使用されていた車両なのですね。
こうして現役かつ良い状態で走っているのは感慨深いところです。
概観も車内も良い雰囲気でしたし、会話を聞いていると、新しいだけが人を集めるものでも無いんだなぁと感じたりです!!
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さて、予定の時間になったので新幹線で広島にワープです!!
本日の主目的は可部線の延伸区間状況確認ではありましたが、せっかく広島まで来たので、久しぶりにスカイレールに乗ることに決定。
瀬野を目指すことにしました。
日中時間帯は15分間隔で運行されており、周囲は何となく閑散としていて、移動はもっぱらマイカーといわんばかりに自家用車を多く見ましたが、そのなかでも貴重な足として運行しているスカイレールであります。
車内は自分だけ・・・という事にはならず、数人という状況にはなりますが、何となく自分と同様の観光利用という雰囲気だったかなぁ。
せっかくなのでICカード回数券を購入(埼玉の住所を示すのが恥ずかしい・・・)したところ、係員の方が今日はやけに買う人が多いとのこと。
それはですね、きっと可部線の延伸ですよ!!・・・と思いましたが、まぁ何も言わずにニッコリ♪♪
考えることは皆さん同じだなぁという事ですね。
再び広島に戻り、可部線に乗り換えます。
やはり延伸開業2日目の状況でして、非常に車内が盛況でした。
そのため、後部車両でまったりと乗車♪♪
目指す部分は新施設の施設確認なので乗車位置はどこでも良いかなと!!
あき亀山駅に到着後、各施設を確認したのち、徒歩移動でお隣河戸帆待川駅まで移動しました。
延伸2駅の施設を確認して感じた事として、当然必要な施設はしっかりと整備していますが、施設規模は必要最低限になっているなぁというのが1点。
もう一つはICカード利用前提(メイン)の集改札施設になっており、時代の変化を感じましたかね。
今の標準を見たような気がしました。
詳しくは後日報告させて頂きます!!
続いて宮島口まで移動し、広島電鉄に乗換え広島を目指すことにしました。
久しぶりだったので、出来る限り色々巡りたいなぁという事での移動でしたが、JRの車両が最新鋭の車両で格好良かったり、車内が混んでいたりと色々考える部分がありました。
速達性ではJRに軍配が上がるのでしょうが、広島電鉄もこまめに集客しているようで、それぞれ機能しているのかなと。
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広電宮島口から乗車し、各駅乗降でも調べようかなと思ったそのとき、たまたま競艇帰りのラッシュにぶつかってしまい、輸送力のある連接車であったにも関わらず満員になるという状況に(笑)。
あまりに混んでいたので1本落としたら空いていたという・・・(苦笑)。
廿日市市役所前駅で下車しました。
この駅がバス乗り場と同一平面で広島電鉄と乗り換えが出来る構造になっているという事を知りましてね。
どんな感じか確認したかったのです。
2006年に周辺整備事業に沿って改修された模様ですが、なかなか使いやすい形になっていますね。
続いては広電西広島で下車します。
施設改良は2001年と結構昔ではありますが、改良後にじっくり施設を確認していなかったので、今回確認です!!
特殊な配線を覆う大屋根が印象的ですね♪♪
施設形状に対して軌道配線が斜めなのが素敵であります。
今日は博多入りして寝るだけだったので、せっかくの広電を満喫することにしました。
まぁ日没後はやれる事が限られますが・・・
とりあえず新型車に乗ってみたいなぁというのと、広島港(宇品)の施設状況は確認したいなと思ったので、系統乗り継ぎを駆使して広島港(宇品)を目指しました。
2003年に改修されて格好いい駅に変わった訳ですが、こちらもじっくり確認していなかったのでチェック!!
夜ではありましたが、大屋根と新型車、そして旧型車との調和が美しいです♪♪
幸い調査をしていたら新型車が来たので、広島駅まで乗車してミッション終了です。
明日に続きます!!