<5月9日の出来事>
昨日の夜に田園都市線渋谷の22時台調査をしましたが、予想より空いているなぁと感じ、こんなものかなと過去2002年の調査データを見てみると、運転本数が増えているんですね。
ダイヤ改正ごとに増発されていますが、その増え方が小刻みなのでその変化に気付かないという事なのかもしれません。
気になって昨晩家で過去(過去調査した2002年)の時刻表からの変遷をみると以下のような感じです。
※2004.10.19改正、2006.03.18改正が増発タイミング
19時台 2002年 14本(急行5本、各停 9本)
2004年 15本(急行5本、各停10本)
2006年 15本(急行5本、各停10本)
20時台 2002年 12本(急行3本、各停 9本)
2004年 13本(急行4本、各停 9本)
2006年 14本(急行5本、各停 9本)
21時台 2002年 12本(急行3本、各停 9本)
2004年 13本(急行4本、各停 9本)
2006年 15本(急行5本、各停10本)
22時台 2002年 11本(急行3本、各停 8本)
2004年 12本(急行4本、各停 8本)
2006年 13本(急行4本、各停 9本)
半蔵門線と直通している関係から、東急田園都市線の本数を増やす=半蔵門線の本数を増やすという形になっており、運転サイクルを縮めた結果単位時間帯あたり本数の増(各時間帯の運転本数増)となっていますね。
5分間隔→4分半間隔→4分間隔といった感じで少しずつ運転間隔が縮まり、その過程で緩急比率が2:1の時間帯が拡大しましたね。現ダイヤを見ると18時台から22時台までは完全に2:1のサイクルになっていますから、時代は変わりましたね。昔の時刻表を見るとびっくりしますよ!!
一時間に12本だったのが15本になれば、輸送力は1.25倍ですが、
・それまでの混雑が極めて厳しかったというイメージ
・増発されても特定の列車は混むという路線の性格を有していること
・混雑率が顕著に下がったのは編成の一部の車両で混む車両は依然として混んでいること
・東武線のとの直通の遅延が見られるようになったこと
等から、利用している方の感覚としては依然として「混雑は変わらない」と感じられているような気がします。
オイラが個人的に調査したデータを比べてみると、例えば2002年に混雑率174.9%だった20時台が2007年には混雑率138.7%になっていましたから、一時間くらい見ると、本数が増えた分だけ平均混雑率は確実に下がっている実感を得ます。
急行や桜新町無待避各停は依然として混んでいるのではないか?と思われるかもしれませんが、全体的に混雑率は下がっていますね。桜新町待避列車だけが空いたという訳ではないようです。
2002年ではゴロゴロ存在していた200p車両はほぼ無くなり、急行であっても最大180p、概ね160p+α程度になったのは、かなりの改善と言えるでしょう。
詳しくは後日ご紹介したいと思いますが、手計算で効果に感動したので先に書いてみました。
<2007年5月7日旗の台駅工事調査>
上野毛に続いて旗の台の状況を確認します。現在の工事は上り線ホームの構築で、完成次第上り線を上り副本線の位置に切り換えます。そのため軌道工事を進められ、二子玉川側、大井町側とも切換口に動きが出ていました。
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