茨城県内乗りつぶし巡り
この土日はGWまで仙台の実家に帰っている相方と愛娘とともに仙台空港鉄道線沿線のダイヤモンドシティ・エアリというショッピングセンターに買い物に出かける計画になっていました。
で、相方自身も実家で息抜きしているため、オイラも同様に息抜きする事を相方に認めてもらい、買い物の時間以外はオイラのフリータイムになったのでした。
これは嬉しいご褒美です!!
事前に切符も手配して綿密な行程を策定して準備万端(笑)。今日の夜ご飯までに仙台に着ければOKという事で、当面の目標である関東圏乗り潰しを進めることとし、今日は茨城県をターゲットに絞りました。
オイラの茨城県内の未乗区間を抽出したら、鹿島鉄道が廃止されたこともあり、茨城交通全線、真岡鉄道下館~ひぐち間、水郡線水戸~矢祭山間の3線だったので、行程を策定した結果、総て乗り潰すことが可能であったので、一気に乗り潰しました。
ついでに、真岡鉄道には新型車が導入され、茨城交通は前回アイコンゲットできたのが旧型車で、水郡線はキハE130という新型車が最近投入されましたので、これらアイコンゲットもしようという腹づもりです♪
行程は(大宮)宇都宮線(小山)水戸線(下館)真岡鉄道往復(下館)水戸線・常磐線(勝田)茨城交通往復(勝田)常磐線(水戸)水郡線・東北線(郡山)東北新幹線(仙台)としていましたが、相方から朝方に連絡があり、どうやら母上殿の体調が悪いのでおもてなしが出来ないから今回はキャンセルして欲しいとの事。
いやいや、もう切符も買ってますから取り消せないですよ。
「今日は埼玉に帰って明日改めて仙台に行くから、家に寄らずに仙台駅待ち合わせで買い物するという事でいかが?」と返信したところ、相方から快諾のメールが来ました。良かった良かった!!
という事で、郡山から大宮まで新幹線に乗って自宅に帰る行程に変更しました。アイコンゲットの成果次第で水郡線の時間が変わることが予想されたため、指定は取っていなくて結果オーライでした。
さて、乗り潰しで感じた事を簡潔に書きたいと思います。
<真岡鐵道>
下館駅で早速アイコンゲットです。上半分が緑色で下が赤という奇抜なカラーリングはスイカのようです。車内は以前の気動車と比べて大きくなっており、座席も座り心地が良く良い車両だなと思いました。
茂木まで乗り通しましたが、行楽利用らしき流動として乗り通しが一定あり、真岡や益子あたりで通学等中間利用が見られました。路線の特徴なのでしょうか。
沿線は何もないという訳ではありませんが、決して民家が多いという事でもありませんね。真岡は街っぽかったですが、その他は如何にもなローカルムードに包まれています。
そういうロケーションもあって、気動車路線という事でノンビリとした走りなんだろうなぁと思っていたら、結構速いんですね。線路の状態も悪くないし、これは予想外でした。
配線的には行き違いが一定区間に設定されており、シンプルではありますが、SLを運転するためか下館、真岡、茂木はなかなか面白いですね。
調査対象範囲外ですが、SLの運転形態に興味があったので全線メモってしまいましたので、今回限りで公開します!!
茂木から下館に折返している途中、折本駅でやけにホームにカメラを持っている人が多いナァと思って時刻表を見たらSLと行き違いをするみたいです。
こ、これはアイコンゲットしたほうが良いんじゃない?と思い、とっさにカメラを用意するも、ホームには数人が居るので車内で待ちかまえてみました。
その結果、窓が比較的綺麗だったこともあって、見事アイコンゲットが出来ました。ん~、SL格好いいぜぃ!!
さて、下館から水戸線に乗り、友部で常磐線に乗り換えて水戸に到着。ここで勝田まで行く電車まで25分あったため、昼食タイムとしました。
その前に水郡線ホームに停車していたキハE130のアイコンをゲットしました。ラッキー!!
今日は水郡線乗車も行程に組み込んでいましたが、その電車が確実にキハE130であるとは限らないので、ゲット出来るときにゲットしておこうと行程を組みました。このタイミングと乗車時の2回の機会を設けて保険をかけておこうとね。最悪水郡線を一時間遅らせるという手段も考えましたが、これは本当に最後の手段・・・
でも、ここでゲット出来たから一安心!!
吉野家で「なんとなくいずれ食べれなくなりそうな」豚丼を3分半で頂き、勝田行の常磐線に駆け込みます。セーフ!!
<茨城交通>
前回のアイコンゲットが常磐線のホームからの柵越し撮影というものでしたが、今日はちゃんとしたアングルでアイコンゲットしましたよ(笑)。車両は最新の37100形でした。
一日フリーパスが800円だったので購入します。そのへんの画用紙にカラーコピーしたような味の有るフリーパスでした。良い感じ!!
勝田の段階で車内には11人乗車し、那珂湊までの乗降で13人になっていましたが、那珂湊で6人が下車したものの、入れ替わりで10人の乗車があったため、17人まで増えました。
殿山で6人下車、平磯で4人下車、磯崎で2人下車し、阿字ヶ浦まで残ったのは5人でした。
この5人はオイラと同様の趣味的乗車っぽく、阿字ヶ浦での撮影パターンが同じで思わず苦笑い。みんな考えることは同じなんだなぁと思ったり・・・
つまり、趣味的5人を除くと、勝田~那珂湊という流動と、那珂湊~磯崎間の流動があるという事ですね。那珂湊駅は(旧)那珂湊市の中心部なので、ここが流動のベースになっているのでしょうか。JR乗換駅が必ずしもメインとは限らないようです。
さて、真岡鐵道の流れで茨城交通の配線もメモしたので今回限り公開します!!
ご覧の通り那珂湊しか行き違い設備がありません。一応阿字ヶ浦は2線有りますが、ダイヤ的には無いようなものでしょう。
こういう配線ですから運転間隔を縮める事は出来ず、実際運転間隔は終日一定ですね。編成両数を時間帯により変えて対応しているようです。
気になった点としては「死んでいる車両が沿線にゴロゴロしていた事」でしょうか。なんとなく哀愁漂っているというか・・・
羽幌炭坑鉄道ってどこ??(笑)
さて、再び勝田に戻ると常磐線で水戸に戻り、水郡線の乗り潰しです。
オイラが乗る列車は新型じゃありませんでした(苦笑)。いや~良かった、さっきアイコンゲットが出来て(ホッ)。乗れないのは残念ですが、いずれチャンスはあるでしょう。
水郡線は発車間際の乗車だったため、車内は座席がビッチリ埋まり、立ち客もそこそこに出ている状況でした。土曜日の午後という事で、通学帰りの学生さんが多いようです。
よって、比較的近距離区間で下車が見られ、常陸大宮あたりまで進んだ所で座席が半分くらい埋まっている状態にまでなりました。でも常陸大子まで乗り通した学生さんも居て、茨城県内移動ではあるのだけど、大変だナァと思ったり。
水戸から郡山まで3時間以上のぶっ通し乗車は予想以上に長かったです。景色が山、山、山になったあたりから意識が1/3くらいぶっ飛んでましたがな(苦笑)。
それでも一応完乗は果たせたという事で、これにて茨城県内路線制覇という事で、満足の一日でした!!