草津温泉から浅草花やしきに行く!!
今日の天気が悪くなる事は分かっていましたが、朝起きて窓の外を見たら、大雨も大雨。霧がかって遠くの景色が見えない状況・・・
午前中多少の観光をして、午後の草津号で帰る計画でしたが、疲労困憊のメンバーから出る声は
「もう帰ろう」
・・・。結局、宿の朝ご飯を食べたら、午前中の草津号でさっさと帰ることになってしまいました。
昨日の夕方見た湯畑の周辺がどうしても見たかったオイラは、昼食を食べたあと、一人急ぎ足で湯畑を目指しました。
写真-1:湯畑
ははっ、こんな状況(苦笑)。
こりゃ再度来なきゃいけませんなぁ~!!
草津温泉のバスセンターからJRバスで長野原草津口駅まで移動し、駅の売店で帰りの酒を買い込みます。
帰りも飲むんですね、やっぱり・・・
写真-2:長野原草津口駅
ホームに着いたとき、お座敷列車が到着していました。なかなか奇抜な色の車両ですが、今居るメンバーが乗り込んでいたら、畳という場を与えたらどうなっていただろうかと想像したら、とても危険な車両に思えたりして(苦笑)。
ほどなくしてメンバーに優しい草津号が到着します。
例によって2ボックス+お疲れ休み席という座席配置になりました。
大宮に着くのが13時過ぎという事で、既にオイラの頭には「浅草花やしき行き」が固まっていました。そう思ったら、酒か進まないものですね。
酒の減りが遅いという指摘をかわす作戦で、お疲れ座席でベロンベロンになって寝ることとし、缶麦酒一杯で戦場を離れました(ズルイ奴)。
大宮で下車離脱し、自分の時間になりました。
昼食を済ませ、宇都宮線、銀座線と乗り継いで浅草に到着。天気は悪かったですが、なんとか雨は止んでいる状況だったので、さっさとコースターを制覇すべく、急ぎ足で花やしきを目指しました。
写真-3:浅草花やしき入り口
浅草には観光他で何度も足を運んでいるのですが、なぜだか花やしきを意識した事なかったんですよね。
本当にここに遊園地があるのか?と疑問に思っちゃうくらい、場外馬券場やら下町っぽい居酒屋群やらが何とも言えない雰囲気を醸し出していますが、確かに花やしきは存在していました。
じゃ~ん!! なんとも言えない入り口です。
素材の古さとリニューアルの積み重ねが醸し出すムードがここには有りますね。ん~、興奮しちゃう!!
写真-4:花やしきの入り口から園内を望む
埼玉県民無料の日だったので(だから訪れたのですが)、入り口で免許証を見せて園内に入ります。
敷地が狭いことは分かっていたものの、実際に園内を見るとアトラクションが凝縮している感じですね。キャパシティーが無さそうですが、それほど混まないから大丈夫なのかな?と思っちゃうのは切ないかしら?
<コースター評価:ローラーコースター>
さて、早速目的のローラーコースターに乗ってみます!!
写真-5:ローラーコースター乗り場
ローラーコースターの乗り場がある建物は、複層階の建物の中に複数のアトラクが配置されています。
3Fにスカイシップ、ヘリコプター、2Fにローラーコースター、スペースショット、1Fにゲームコーナーといった状況で、狭いスペースに多くの遊具を設置するための工夫というか涙ぐましい努力という感じですかね。
ローラーコースターは日本国内最古のコースターですが、故に未だメインのアトラクという扱いのようで、実際人気が有りそうです。
写真のように他のアトラクには無い利用客待ち列通路のスペースが確保されており、シーズン時の土休日や夏休みはそこそこ混むのかもしれません。
今日は天候が天候なので客待ち状態でしたけど・・・(苦笑)
写真-6:リフトアップ状況
写真の通りリフトアップ区間の勾配は比較的緩いものの、乗り場が2階にある事からそれなりの高さにはなります。
写真-7:ファーストドロップ
リフトアップ後ファーストドロップまでの距離が多少あり、4両がリフトを抜け切った状態からドロップするため、落下落差は無いけれどそれなりにドキッとするかな。
古いコースターにありがちな振動は無く、乗り心地は良好です。不快にならない線形という事なのかもしれません。
写真-8:ファーストドロップから左旋回
ファーストドロップ後は直線的な下り勾配区間が続き、その勢いで上り勾配を越えて左旋回します。それほど速さは出ていないので、カント(バンク)角度の無い旋回でも乗り心地は悪くないです。
写真-9:セカンドドロップ
旋回後に事実上のメインコンテンツと言えるセカンドドロップとなります。
銭湯を模した建物の入り口に突っ込むシチュエーションは様々なメディアで紹介されている事もあり、特段驚かなかったんですが、旋回後すぐの落下という事で「そこそこの浮き」が感じられた事に驚いたかも。
なかなかです!! グー!!
写真-10:旋回部分
セカンドドロップ後は園内の端を敷地に沿って旋回していきます。線形は比較的スムーズで乗り心地も良好ですが、多少の捻り
が仕掛けとしてあって、その部分は多少身体が揺さぶられるかな?
写真-11:ラスト区間
旋回区間のラストに小粒なサードドロップがあり、ここは線形上ちょっとだけ荒っぽい落下です。
そして古き良き下町民家を模した区間を突っ走るラスト区間となり、乗り場が近づいて終了か?と思ったところでいきなりドロップ!!
これにはビックリしました!!
民家を模した区間がカーブ区間で、視界が遮られているためドロップの存在を知るのが直前の直前という仕掛けになっているんですよ。
いやぁ~、良いですなぁ。
ドロップして上り勾配を抜けたところで急ブレーキ、ホーム到着という強引な展開が、日本最古のコースターにあるとは・・
なかなか上手い設計だなぁと思いました。
全体の感想ですが、多少のリニューアルが施されているものの、やはり古いコースターであり、怖さという観点では最新コースターの足下にも及ばないでしょう。
しかし、それを上回るコースの雰囲気、視覚的な仕掛け、シチュエーションの楽しさから得られる満足感、日本最古のコースターに乗っているという充実感はたまりません。
そんな訳で、コースター好きには是非とも乗ってほしいコースターだと思いました。ショボイと思わず試してみて下さい!!
◆落下的スリル:★★☆☆☆(緩やか)
◆コース的スリル:★★☆☆☆(緩やか)
◆爽快感:★★★☆☆(適度)
◆総合満足度:★★★☆☆(満足)
##この後、北総線の新鎌ヶ谷の切換状況を確認しましたが、それは別途書きたいと思います!!