MSE体験オフ(2) 箱根登山線編
3月22日に開催した「MSE体験オフ」の報告その2という事で、箱根登山線の施設確認の部です!!
また、3月15日のダイヤ改正で新宿からの直通急行6両編成が新松田もしくは小田原~箱根湯本間運転の各停4両編成に変更されましたので、利用率がどの程度かも合わせて確認しましたので、報告します!!
おっと、オフ会参加者の記載を忘れていました。Rathu-tyさん、特急星空さん、我孫子さんと、suzutaiさん、こざくら号さんと幹事であるオイラの6人です。
行程の最初がMSE体験だったため、ほぼ単独行動でオフ会であることを忘れていました・・・ 箱根湯本からやっとオフ会らしい行動になりました!!
箱根湯本駅の2番線は小田急線の一般列車が使っていますが、ダイヤ改正で6両編成が箱根登山線に入って来なくなったためか、改札に近い側の2両分の線路が既に撤去していました。
どうやら、線路を撤去した部分は通路になり、ロマンスカーから登山電車への乗り換え流動をスムーズにするようです。
改札付近が混み、登山電車のホームも決して広いわけではなく、混雑期は列車待ちの列が並びきれないような状況ですので、この施策は良いですね。
4両編成ですが、午前中の上り列車なので20~40p程度の利用率でした。
まったりと座りつつ談義しながら風祭駅に移動します。
ダイヤ改正で4両対応ホームとして使用開始された風祭ですが、駅施設としては工事がまだまだ続いている状況でした。
下りホームの屋根が未完成であることが分かりますでしょうか。実際このオフ会の際も工事が進められていまして、下りホームの観察に移動する際、工事を一時中断されたりして(苦笑)。
悪くないんだけど、すみません・・・(土木屋的発想)
小田原方は屋根もないため、この状態で完成でしょう。
非常に狭いホームではありますが、到着した列車からの下車状況を見る限り下車位置が分散されているようですね。
元々それほど乗降が多い駅ではないので、この施設でも充分という感じでしょうか。元々1両のホームでしたからそう感じるのかなぁ?
そうそう、先ほど見た下り各停は80p+立ち客少々といった利用状況で、4両でも何とかなる程度でした。
我々が乗った上り列車も20分前の列車と同様の20~40p程度でした。
20分サイクルの時間帯でこの程度ならば、4両でも充分という気はしますね。急行6両時代も若干調査しましたが、車両による利用率の偏りが有り空いた車両は空いていましたから・・
4両化のおかけで風祭はホーム延伸ができ、箱根湯本駅の流動が改善されると思えば、まぁOKなんじゃないでしょうか。
小田原駅折返し専用の中線が箱根湯本方に若干延伸し、新設された11番線とやや位置が被る形になりました。
必要なホーム幅はあるようですから、乗換距離を極力短くするという意味ではなかなか良い構造のように感じます。
当然ですが、サイン関係は箱根登山線の仕様のものになっています。
上り方面、下り方面双方への乗換えを考慮してホームは三角形の形になっています。ホーム自体は完成していますが、仮囲いがそのままでして、仕上げ関係の工事が残っているようです。
1両分が既設ホームに被った位置関係であることが分かるアングルですね。
この写真はJRのホームから撮影したものでして、駅の蕎麦屋で食事をしながら流動を見ていましたが、小田急線からの乗り継ぎ比率は思いの外少ないかなぁという印象。
接続列車からの利用者以外の比率が多いという事なのですが、JR線からの乗換えや、一段落としでのんびり乗り継いだりといった利用でしょうか。
小田急線の小田原止まりの下車状況を見ても、箱根登山線方面の乗換よりも小田原下車が多いようでして、ダイヤ改正での小田原分断はさほど問題ないのかもしれないなと感じました。
決して箱根登山線方面を軽視していないでしょうが、小田急にとっては熱海や伊豆急方面の利用者に対して、小田原始発の優等を10両編成で用意して、特急でなくても座れる小田急をアピールしたいところかもしれないですね。
箱根登山線方面に対しても小田原で接続はしますし、小田原の基点としての位置づけを強くしたとも受け取れるのかな?
さて、続いては久しぶりの伊豆箱根鉄道大雄山線です!!