2008年3月21日京王線国領・調布駅工事調査
京王線の国領駅付近の下り線が切り換えられたという情報を頂いていたので、3月21日に現地状況を確認してきました。
地下化工事という事で、反対側の切換口状況を確認する意味で調布~西調布間と調布~京王多摩川間もあわせて確認することとしましたので、簡単に報告します!!
地上から地下に潜るアプローチ部分を構築するため、地上線は直下を掘削できる構造にする必要があり、上下線を約1線分上り線側に移設していましたが、今回、下り線部分を仮受け構造にした上で元の位置に戻しました。
写真-1で見ると、踏切から先の部分のレール間の色が茶色っぽくなっているので、分かりやすいかと思います。
切り換えられた区間を進んでいる状況です。
右側の使用停止になった旧仮下り線部分は、これから仮受構造の上り線を構築していく事になります。
既設の下りホームの反対側にあたる場所に仮下り線を構築しました。
ホームの一番手前の部分だけホーム構造が異なっており、ホームの一部が旧下り線側に張り出していることから、この部分だけは切換当夜に施工したようですね。
この幅が必要幅だとすると、上り線は単に旧下り線の位置に移設されるのではなくて、ホームを拡幅した上で移設するのかもしれません。
踏切部分までは仮受構造になっていますが、その先は今のところ通常の軌道構造のようですね。
国領の布田側は旧カーブですが、仮線化で幾分カーブが緩和されたのは面白いところです。
調布駅は既に軌道が仮受構造に、ホーム部が仮設構造になっており、写真の通り橋上駅舎化工事も順調に進んでいました。
橋上駅舎化が完了すると一気に地下を掘っていく感じになるのでしょうね。ワクワク!!
いずれも国領駅と同様にアプローチ部分の軌道を仮受け構造にしていますね。重機械が作業するために木製覆工を敷いている範囲もありそうで、進捗はイマイチ分かりませんが・・・
以上、また暫くしたら確認しに行きたいと思います!!