2008年6月30日

2008年6月28日東急田園都市線溝の口~高津間工事調査

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 副都心線オフ1日目(2008年6月28日)に東急田園都市線の溝の口~高津間の工事状況を確認しましたので、報告します!!

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写真-1:溝の口駅梶が谷方大井町線留置線構築状況

 上りの電車の中から状況を見ただけですが、梶が谷~溝の口間のトンネルを越えたところから、下りの外側線の構築が進んでいるのが確認できました。

 上野写真を拡大して頂くと見える青色軌陸車の部分が新たに田園都市線の下り線になる部分です。溝の口駅部分の下り外側線の軌道構造は概ね完成しており、時期が来れば田園都市線を外側に移設して、内側線となる大井町線の構築に進んでいくことになるでしょう。

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写真-2:溝の口駅の線間土留杭の状況

 溝の口駅内で気になった部分としては、内側線(2・3番線)間に土留杭が構築されていた事でしょうか。

 土留壁の位置が上り線側にあるのが見えるので、掘削する側は下り2番線側になります。恐らく下り線を外側線に切り替えたあと、大井町線として再度新たな軌道構造構築に向けた準備であると予想します。

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写真-3:溝の口~高津間状況1

 下り線は溝の口の高津側すぐの部分で外側に線路が振られているので、この写真のアングルだと、田園都市線の軌道が外側線になっており、大井町線の軌道が構築されている状況です。

 上り線の軌道部分のバラスとが袋詰めになっているのは、明日の高津駅上り線の切換を踏まえたものかと思いますが、移設範囲がかなり溝の口側にまで及んでいることから、現行の線形は最終線形ではないという事なのでしょうね。

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写真-4:溝の口~高津間状況2

 切換口付近の状況です。バラスト袋詰め区間の手前がちょうど新しい軌道に繋がるような状況になっていますね。まぁ、切換前日なので当然か!!

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写真-5:溝の口~高津間状況3

 切換口は高津駅からやや離れているため、しばらく移設後の軌道に平行している状況が続きます。

 写真-5のアングルは高津駅ホーム端部付近からのものですが、内側線から外側線への渡りが構築されているのが確認できます。

 下り線と同様の位置になっており、駅に掲示してあった「日中時に毎時4本の大井町線系統が停車するための施設」であると思われます。

 ダイヤはどのようになるのでしょうかね??

 明日の高津駅編に続きます!!