2008年7月21日JR南武線南多摩駅付近工事調査
2008年7月21日にJR南武線南多摩駅付近の工事状況を調査しましたので、報告します!!
切換自体は上り線が6月28日~29日に実施されています。
府中本町方の切換口の状況です。
多摩川を渡ってすぐの曲線部分になりますが、南多摩駅が高架化された場合のアプローチ距離を考えると、けっこうギリギリの場所という感じもします。写真で見ると余裕がありそうですけどね。
上り仮線のホームは下り仮線移設も考慮した離れた位置に設けられたため、この付近だと既存線とは離れた感じになりますね。右側の柵の脇は空き地になっており、今後施工といった状況でした。
仮設ホームといっても簡素ながら立派なつくりに見えます。既存ホームが古いことからそう感じると言えばそうなのですが・・・
電架柱は赤錆色のものが仮線で使用するものですが、下り仮線の移設を考慮しつつも、位置的に暫定な印象も受けます。
下り仮線が上り仮線にぴったり沿った位置に設けられるとすれば・・・なのですが、既存施設もあるので現段階では暫定ということなのかもしれません。推測です!!
こ線橋は既設のものに擦り付ける形で設けられました。既設の上り線の階段部分を下り仮線ホームが流用するかどうかは分かりませんが、下り仮線の位置は概ね想像できる感じです。
ホーム上の屋根は既設と同様の範囲といった状況で、流動を考慮したことが伺えます。ホーム幅はやや広くなったようです。
踏み切り部分の軌道が先行施工されており、また踏み切り手前の桁が設置されていることから下り仮線の位置が読み取れます。
南多摩から稲城長沼にかけて一部区間が仮線化されましたが、南多摩付近とは異なり、2線分の移設にはなっていないことから、駅間については用地の関係から1線ぶん+αの移設しか出来ていないことが分かります。
構造物としては一気に複線分が作れるような気もしますが、果たしてどうなのでしょうかね?