東海地方乗りつぶしの旅(1)
東海地方乗りつぶしの旅(8/15~8/17)の一日目です!!
今回の目的は乗りつぶしですが、合わせて気になる工事や配線調査などを盛り込んでおり、それら感想を交えて記していきたいと思います。
写真-1:JR清水駅コンコース
最初の未乗対象ターゲットが天竜浜名湖鉄道の西鹿島~新所原間だったので、浜松まで新幹線で出ようかと思ったのですが、そういえば最近静岡エリアの鉄道に乗っていないなぁと思いだし、急遽静岡鉄道を盛り込んでみました。
静岡までなら在来線でも良いかという事で、早朝のローカル乗継ぎで清水駅まで出ました。
清水駅は自由通路整備を含めた改良工事をしていた記憶がかすかにありましたが、駅に到着してビックリ!! なんとも立派な施設に変化していました。
写真-2:JR清水駅
少し離れた場所から見ると、見栄えのある立派な駅舎という感じですが、駅施設自体は自由通路中間に位置しているため(写真-1)なので、自由通路が立派という感じでしょうか。
清水は学生時代の企業実習でお世話になった街でして、懐かしく感じながら新清水駅を目指して歩いていきます。
街並みのように変わっていないなぁという場所もあれば、JR線をオーバークロスする道路に沿って設置されている歩行者用こ線橋にエレベータが新設されていたりと、変化もあるようです。
写真-3:静岡鉄道新清水駅
新清水駅も変貌を遂げており、以前はごちゃっとした商店街の一角にあるような感じでしたが、単体の駅舎に様変わり。隣接する店舗がコンビニというのも時代の変化でしょうか。
自動改札機がICカード対応になっていたのは「静鉄」なので驚きませんでした(笑)。
写真-4:開業100周年プレート付き列車
車両の塗装が変化していたらアイコンゲットしなきゃなぁと思っていましたが、特に変化は無いようでした。
以前は無かった気がする広告塗装列車が半数程度走っていたことから、広告収入の一環かなと思ったり。まぁ色々あるんでしょうね。
ちなみにオイラが乗った列車は開業100周年プレート付き列車でした。
乗りながら調べた配線略図です。全線複線で各駅停車のみの運行なのでシンプルな配線ですが、過去の優等運転が見え隠れする感じですよね!!
異常時に区間運転ができる渡りが適当な間隔で設けられているようです。なかなか機能的!!
さて、車内の状況ですが、新清水駅の乗車は10人そこらであったものの、新清水に近い入江岡、桜橋で10数人ずつの乗り込みがあり、後は古庄、草薙が他の駅よりやや多い他は各駅2~3人ずつ増えていくような感じでした。昔の急行停車駅は利用の多い駅だったんだなぁと思う次第です。
6分間隔の運転ですが新静岡駅到着段階で座席がほぼ埋まる状態であったため、妥当な輸送力であると感じました。優等は・・・要らないかなと思います。細かく拾う路線スタイルですしね。
静岡鉄道体験後は、静岡駅まで移動して再び東海道線で浜松を目指しました。
せっかくJR東海区間なので313に乗りたいと思えば思うほど出会えないものですね。211しか来ないって・・・(苦笑)。
写真-5:遠州鉄道八幡~上島間高架化工事状況
浜松駅到着後、急ぎ足で新浜松駅に移動します。乗換時間が8分しかなかったため、駅施設やら色々見たかったのですが、飛び乗るように電車に乗るのみでした。
天竜浜名湖鉄道が1時間おきなので、ここの乗換えは失敗できず仕方なしです・・・
高架化された区間をしばらく進んでいき、地上区間になる助信駅の手前で線路際(進行方向左側)に鋼製の桁が現在線を迂回するような形で設置されており、何かな?と思ったら、助信駅あたりで左側に高架橋が構築されているのが分かりました。
ノーチェックでしたが、上島駅の先まで高架化されるようです(2011年完成予定)。
車内の状況は新浜松時点で8割ほど座席が埋まる状況で、助信~さぎの宮あたりの下車が多く、浜北でまとまった下車があった後は閑散としてしまいました。まぁそういう状況でも区間運転より分かりやすい全線運転だよなと現行ダイヤに納得。
写真-6:西鹿島から天竜浜名湖鉄道で新所原へ!!
西鹿島駅で天竜浜名湖鉄道に乗り換えます。前回乗車した時は掛川方面だったので、今日新所原方面に乗って乗りつぶし完了です!!
西鹿島を出て暫くは何も無い山奥を走っていくので、多少驚いたものの、金指あたりで市街地らしき区間が見られたり、浜名湖が見られたり、三ヶ日で乗降が見られたり、それなりにイメージどおりの路線だなと思った次第です。
浜名湖湖畔の浜名湖パルパルが遠目に見えてテンション上がりまくり(笑)。
写真-7:新駅舎が使用開始された豊鉄新豊橋駅
新所原から三度東海道線に乗り換えて豊橋に移動しました。
目指すは豊橋鉄道の末端部。渥美線は大清水以遠が未乗、市内線は井原以遠が未乗でした。なんとも中途半端な乗り方してるよねぇ(苦笑)。まぁこうして再び乗る事で駅改良も見れたので良しとしましょう!!
まずは渥美線。豊橋駅のコンコースから直接乗り換え通路を通り、エスカレータを降りたところに新駅舎・ホームがあります。写真を見て分かるとおりJR線にほぼ並立した部分になったので、かなり近くなった印象です。
以前は1面1線でしたが、新ホームは1面2線になり、新豊橋駅の折り返しが一段落としになっていました。運転手と車掌はそのまま折り返していくようですが、車両はホームに居るため、涼しい車内に座っていられるのは良いですね!!
写真-8:三河田原駅
未乗の大清水以遠ですが、新豊橋付近に比べて随分と長閑な景色になっていきますね。駅間距離もあり、ちょっとしたローカル区間のようです。三河田原に近づくと再び市街地っぽくなりましたが。
図-3:豊橋鉄道渥美線 配線略図(2008年8月15日現在)
配線ですが、こうして見ると、駅間の広い三河田原寄りの行き違い設備がダイヤ構成上クリティカルという感じですね。
以前12分サイクルにして遅延が顕著で15分サイクルにしたとか、そんな記憶がありますが、今の3両編成だと15分サイクルでちょうど良い輸送力(新豊橋方で座席が8割程度埋まっている状況)という感じはしたかなぁ。
写真-9:豊鉄市内電車の乗りつぶし完了!!
続いて市内電車乗りつぶしですが、未乗区間が井原から先の枝分かれ2線なので、行きは赤岩口まで乗り、そこから運動公園前まで徒歩移動して戻ってくる行程にしました。
図-4:豊橋鉄道市内線 配線略図(2008年8月15日現在)
前回の記憶があんまり残っていなくて、日中時7分間隔という高密度運転をしている割に、競輪場前以遠が単線という制約ありありな配線なのですね。
サイトを見ると競輪場前までの所要時間が18分とありますが、日中時の折り返しを見ると概ね駅前~競輪場前間は20分程度確保していますね。余裕分ということでしょうが、オイラがたまたま乗っていた奴のようにスムーズに運行してしまうと、競輪場前の手前で対向車が来るまで待つことになるようです。
赤岩口方面列車が井原を出発すると、別系統の運動公園発が直後に井原に到着するという見事なダイヤにより7分サイクルが組めているのですね。素晴らしい!!
写真-10:高架化された桜井駅(旧碧海桜井駅)
豊橋駅にて本日の乗りつぶしが完了したので、あとは気になる区間を見ようという事で、名鉄西尾線の工事状況を確認することにしました。
碧海桜井時の状況の記憶が無いので、変化は残念ながら感じられませんでしたが、真新しい高架橋が印象的でした。
写真-11:新規開業した南桜井駅
新駅となる南桜井駅は、新しい感じがあまりしない感じかな? ホームの構造が最近ぽくないからかなぁ?
写真-12:複線化された西尾口~西尾間状況
西尾駅付近の状況は何となく記憶があったので、部分複線化した部分の変化に気づけました。部分的な複線ですが、この区間で上下列車がすれ違ったりして、必要な改良だということが分かりますね。
今日の宿は名古屋駅という事で、駅前でみそカツを食べて早めに就寝しました。明日のためにエナジー温存です!!
明日に続く!!