2008年8月17日

東海地方乗りつぶしの旅(3)

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 東海地方乗りつぶしの旅(8/15~8/17)の三日目です!!

 最終日になる訳ですが、実は今回一番乗りつぶしたかった飯田線が行程に含まれているため、重要な一日であります。

 この飯田線がどうにもこうにも時間がかかる路線な訳でして、せめて豊橋口で特急を利用しようと思ったら、名古屋に居られるのは午前中のみ・・・

 そのため大垣から枝分かれしている「通称」美濃赤坂支線と樽見鉄道の乗りつぶしのみささっとこなしました!!

 それら行程を以下コメントしていきます!!

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写真-1:美濃赤坂駅

 樽見鉄道の樽見まで行く列車が少なく、大垣発7:07の列車に乗ることが必須だったため、その前に美濃赤坂往復を済ませることにしました。

 それほど早朝という訳ではありませんが、折り鶴宿だと寝過ごすことが多いので・・・今朝もヤバかったです(苦笑)。

 小走り気味で大垣駅に向かい、乗り場に向かっていきますが、神のいたずらで乗り場はホームの端にある切り欠き3番線から!!(いや、知っているけどさ)

 30秒前に乗り込んで出発。あぶねぇあぶねぇ。

 分岐箇所が大垣駅から離れた場所ですが、分岐を通過する際にはかなり速度を落とすのですね。分岐を過ぎたあとは右曲りの曲線を進んでいき、その中間付近に荒尾駅があります。

 大垣を出たところで切符拝見・回収の放送があり、荒尾の手間で実際来ましたけど、荒尾と美濃赤坂は無人駅なんですね。以前の鶴見線のように分岐駅でチェックという形をとっているんですかね?

 美濃赤坂駅は折り返し5分程度だったので、駅舎とホームなどをパシャパシャ撮影して終了!! オイラ以外にも同様の行程を取っている人が居ました。樽見鉄道も一緒かなぁなんて思ったり・・・(居ませんでした:笑)。

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写真-2:樽見鉄道樽見駅

 全線未乗の樽見鉄道でしたが、雑誌やネットで見るイメージから平野を進む路線だと勝手に思い込んでいたため、織部を過ぎてからの景色にはビックリ!! めっちゃ山奥じゃん!!

 ダイヤについては、全線運転が約一時間半おきの運転されるのが基本ベースで、朝夕ラッシュ時は本巣行が単純挿入され、更に土休日は午前中に本巣行が増発されるというパターンです。

 前述の路線状況からしても、本数設定からしても利用があるのは本巣あたりまでなのかなぁ~という感じですが、日中時は区間運転をしてまで輸送力を調整していません。

 まぁ既に1時間半間隔ですから、これ以上は・・・ということなのでしょうね。ちなみに7年前の時刻表を見ると50分前後の運転間隔でしたから、全線運転は間引き、モレラ岐阜駅の開業以降の対応で分かるとおり利用が見込める時間帯・区間に増発をしたということなのでしょう。

 終電については以前より遅くなっており、決して不便になっているだけでは無いことは分かりますが、ダイヤをいじろうと思っても、あまり自由度が無いなぁというのは配線調査して感じたこと。

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図-1:樽見鉄道 配線略図(2008年8月17日現在)

 行き違い駅が少ないため、オイラが乗っていた車両も北方真桑で10分近く待ったりしていました。行き違い箇所で確実に行き違いをしなければならないということでしょうし、特に樽見側はダイヤがいじりにくい感じがしました(未検証ですが・・)。

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写真-3:新快速で大垣から一気に豊橋へ!!

 樽見鉄道の乗りつぶしを完了した後は、大垣駅で朝食を済ませ、東海道線の新快速で一気に豊橋まで出ました。

 さっき朝食を食べたばかりなのに豊橋駅に着いて最初にしたことが昼食の購入(笑)。飯田線に乗ったら途中でありつけないだろうことが予想されたのでね。

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写真-4:特急伊那路

 12:10発の「特急伊那路3号」に乗るべく、まずはホームの状況を見て自由席で行けると判断し、ラッチ外の自動券売機で自由席特急券を購入しました。

 弁当とお茶を片手に特急の入線を待ち、特急が入線します。

 おお、ムーンライトながらと同じ車両なのね。

 自由席という案内の部分に並んだものの、一部指定席という表現がよく分からず、間違えて座ったらどうしようなんてビビっていたのですが、要するに車端部のコンパートメント部分が指定ということですね。なるほどぉ!!

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写真-5:2時間半で飯田駅に到着!!

 さて、飯田までの2時間32分ですが、確かに一般列車に乗るよりは全然早いのでしょうが、それほど速いという訳ではない感じですかね?

 行き違い駅で分岐側を進むケースも多く、特に駅構内では徐行気味になっていたりして、そもそも特急が走るような路線じゃないのかもしれません。まぁ、停車しないだけ気分的に楽で、景色が良いためビールを飲みながら車窓を見ると楽しいかも。

 電車でお酒を飲むと絶対寝てしまうので、買いませんでしたけど(笑)。

 飯田線の印象ですが、これまた勝手なイメージで駅が多い=それなりに拓けている区間を走る感じでとらえていましたが、予想以上に山奥でして、特に豊橋に近い区間である新城や本長篠のイメージは全然違いましたね。

 最近の東海道線の輸送力向上のため、ラッシュ時の新快速・特別快速の直通が無くなってしまいましたが、それまで設定されていたことから、中央線の中津川に近いイメージを持っていたのですが・・・

 本長篠~飯田間も「ここ利用者居るの?」的な印象を持ってしまうような駅が多かったですね。「ああ、ここは利用ありそうだなぁ」という場所は特急停車駅でした。そのあたりの状況が何となく分かり、頑張って乗りつぶして良かったなぁと思った次第です。

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写真-6:普通で岡谷まで移動!!

 飯田で普通列車に乗り換え、あとは岡谷を目指して行くだけです。

 まだまだ駅が多く残っていて気が遠くなりつつ、車内は空いているのでリラックスした態勢で車窓を見ることが、駒ヶ根から一気に混んで立ち客まで出てしまったため、通勤電車なみの状態で座ることに・・・

 恵那市でも増え、いかにも岡谷で特急あずさに乗り換えるだろう雰囲気だったので、自由席を心配し始めたりして(苦笑)。

 辰野に到着した段階で乗りつぶし完了!! 4時間32分の旅でしたが、特急を使ったぶんは楽だったのでしょうね。普通乗りつぶしじゃ辛かっただろうなぁ・・・

 岡谷で特急あずさに乗り換えますが、時期が時期だけ自由席には座れないだろうと思われ、定期列車の4分後に設定されている臨時列車を狙ったところ、無事座れました。ホッ!!

 あとはリラックスして帰るだけ・・・と言いたいところですが、天敵振り子車両の「スーパーあずさ」さんのため、緊張しながら乗ることに。

 ・・・

 やっぱり酔うよぉ(泣)。変な揺れだよぉ~・・・

 飯田線内とは別の意味でビールを買わなくて正解だったなぁ!!

 そんなこんなの2泊3日の旅でしたが、十分満足できました。まだまだ東海地方は未乗区間がたっぷり残っているので、また機会を見て訪れたいです!!