2008年10月 3日

2008年9月15日京成線日暮里駅付近工事調査

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 2008年9月15日に京成線日暮里駅付近の工事調査をしましたので、報告します!!

 通勤時に毎日状況が車窓から見えたこともあり、あえて調査をしていなかったのですが、最近見たら随分状況が変わっていたので、改めてじっくり見てみました。

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写真-1:日暮里駅京成上野方アプローチ部分

 JR線をオーバークロスして、地上の日暮里に向かって下り勾配になるあたりが切換口のようです。

 今までとは逆に3Fに進むため上り勾配区間になります。

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写真-2:高架橋を避けながら地上へ進む現在線

 工事に先立って上下線の線間スペースを生み出すべく切換が行われましたが、そのスペースにうまく柱を建てた結果、現在線は柱を避けながら(線形は綺麗です、念のため)進んでいますね。

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写真-3:日暮里駅新三河島方アプローチ部分

 新三河島方については、JR常磐線をオーバーラップしているたか、JR常磐線を超えてしばらく進んだ部分に切換口があります。

 現地は既に高欄も設置されており、ほぼ準備完了といった状況。

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写真-4:JR常磐線オーバーラップ部状況

 右側の真新しい桁が3Fに繋がる新線です。

 線路の位置上、常磐線の線路に対して角度が無い場所でのオーバーラップとなるため、現在の桁よりスパンが長くなっています。

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写真-5:日暮里駅3F新下り線ホーム構築状況

 この角度あたりからしか施工の状況を伺う術がありませんが、ホーム部分は上家部材も組まれており、順調に進んでいるようです。

 ただ、前述のJR常磐線と交差する部分の桁が送り出し工法で進められたため、発信側の高架橋構築が残っており、その部分の施工を考えると、切換はまだ先かな?という印象です。

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写真-6:日暮里方切換部分の高架橋を見る

 新設する高架橋は既設高架橋に覆いかぶさる形で作られており、切換口部分の施工は結構面倒くさそうです。

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写真-7:日暮里方切換部分の高架橋の図

 仮囲いに掲示してあった図を見ると、新設高架橋は独立の構造で、既設構造物をうまくかわして施工しているようなので、切換後は既設高架橋の不要部分は撤去されると思いますが、どうなのでしょう??

 とりあえず今回の調査はこんなところで。

 写真-5,6のアングルを撮影するため、裏道を抜けてJRのこ線橋に登ってみましたが、通り抜けたら先は墓場エリアなのですね・・・

 焦りつつ抜けたら京成線の地下に潜るアプローチ部分を偶然見ることが出来ました(笑)。