韓国の鉄道施設調査(1) ソウル駅編
11月12日~15日に韓国旅行に行って来た際に観てきた、鉄道施設に関する部分をピックアップして、コメントしたいと思います。
その(1)として、ソウル駅関係です。
トップの写真で分かるとおり、日本人なら「東京駅に似ているなぁ」と感じると思うのですよね。wikiによると設計者は違うようですが、日本人が設定に関わっており、建設時期が東京駅の直後という事で、似てくる部分があるのかなぁと感じた次第。
東京駅は駅舎として機能させたまま、昔の姿に戻そうと復元工事が進められていますが、ソウル駅は2004年にKTX(韓国の新幹線)開業時に、新しい駅舎をオープンさせており、この駅舎は来年から改修工事を行い文化館として生まれ変わるそうです。
こうした建造物は残しておくべき観点は同じなのですね!!
写真-1:2004年にオープンした新ソウル駅舎
ガラスを多用した明るい雰囲気の駅舎です。
古い駅舎を壊さずに構築したためか、駅全体を見た場合にやや端に寄っている感じではありますが、地下鉄との乗り換え利便性も高く、機能的な感じになっていると思います。
写真-2:ソウル駅コンコース
ゆるやかに曲線を描くコンコース形状が良いですね。反対側は商業施設であるため、左側の線路を望める側を開放的にする設計なのかな?
写真-3:列車案内掲示
この写真だと分かりませんが、ハングルと英語が交互に表示されるタイプです。
列車種別、発車時刻、発射番線、行先、到着時刻、列車番号、遅延時間表記等が示されています。
3色LEDなので、KTXが橙、在来特急系列車が緑、一般列車(京義線ローカル)が赤になっていました。
この調査は3日目の夜で、KTXの撮影のため、ラッチ内に入れないか色々考えましたが、一般列車の行先がどこか(この時点では)分からず、ためらってしまいました(苦笑)。
写真-4:改札口
改札口は自動改札+有人改札で日本と同じですね。
アイコンにちゃんと電車のイラストが入っていて、LEDの色とリンクしています。
KTXは例のTGVチックなアイコンで橙、その他特急系(セマウル号、ムグンファ号等)は緑です。東海道新幹線に似た感じのデザインみたいです。看板が青系統のデザインだからかな?
写真-5:自動券売機(特急用)・・・たぶん
特急券・乗車券の購入は窓口がメインで、1列並ばせ、窓口4つみたいな感じでしたが、一方でこの写真のような自動券売機が数台並んでいました。
ハングルで詳細な機能が良く分かりませんが、おそらく日本でいう所の特急券、乗車県が買える機械なのだろうと思います。
利用頻度はあまり高くなく、日本に近い状況(日本のほうが列が長い分、利用率が幾分高い?)かと感じました。
写真-6:KTX乗ってみたくなったなぁ・・・
今回の韓国旅行でどれだけ鉄道に乗れるかまったく読めなかったので、興味が持てなかったのですが、いざ少しでも乗れるとなると色々気になってくるものですね。
ソウル観光がメインだったので、そもそもKTXに乗るのは無理だったわけですが、いずれ再び観光する時には、KTXを行程に組み込んでみたいです!!
まんまフランスのTGVですよね。格好いいですよ。