2008年11月 6日

2008年3月15日おおさか東線開業ダイヤをチェックする!!

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 先月10月29日に遅ればせながら「おおさか東線」に乗車しました。

 忙しくて春ぐらいからダイヤ改正内容のチェックをしておらず、JR西日本のダイヤが思いのほか変わっていたことにビックリしたこともあり、このタイミングではありますが、おおさか東線の開業ダイヤをチェックするとともに、関係路線のダイヤについてコメントしておきたいと思います。

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図-1:おおさか東線2008年3月15日 朝ラッシュ時ダイヤ

 朝ラッシュ時は、約20分サイクルに直通快速3本、各駅停車3本が設定されています。

 日中時、夕ラッシュ時よりも各駅停車が少ないという珍しい状況ですが、直通快速の本数自体が、20分サイクルの大和路線、学研都市線にあわせたものであるようなダイヤですので、仕方ないような気がします。

 久宝寺において、大和路線の緩急接続を避けて出発する必要がありますが、約20分サイクルに4本の優等が設定され、そのうち2本が緩急接続をするパターンになっているので、残り2回が天王寺方面快速と直通快速との接続、天王寺方面快速とおおさか東線始発との接続という形で、接続を図った良いダイヤが組まれています。

 学研都市線側については、放出で緩急接続が行われていないため、運転間隔の開いた(開けた)ところに直通快速が挿入される形です。

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図-2:おおさか東線2008年3月15日 日中時ダイヤ上り

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図-3:おおさか東線2008年3月15日 日中時ダイヤ下り

 日中時は毎時4本の設定になっていますが、久宝寺の設備制約や接続の関係により、11~19分間隔と幾分バラつきがあります。

 学研都市線、大和路線ともに直通関係でスジが決まっており、おおさか東線の接続より重視されてしまうのでしょう、その中で極力頑張りました的なダイヤになっているというのが正直な感想です。

 久宝寺において、おおさか東線が内側の線路を使用する場合、大和路線の緩急接続を阻害する形になるため、到着~折り返し線~出発の間合を如何にこなすかがポイントで、先日見た限り優等を内側線に入れることで、おおさか東線の入線間合を確保しようとしていますが、やはり15分間隔には出来ないようです。

 その制約のなかで、極力放出において学研都市線の接続をうける形にした結果、下りは何とか4本とも各駅停車と(1本は快速も)、上りは2本が各駅停車に短時間乗り継ぎ出来る形になっています。

 上りの2本はあと2分スジが早められれば・・・という感じになってしまっているのが残念なところです。

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図-4:おおさか東線2008年3月15日 夕ラッシュ時ダイヤ

 夕ラッシュ時は30分サイクルに直通快速2本、各駅停車1本の設定です。

 学研都市線が15分サイクルベースの30分サイクル、大和路線が10分サイクルベース(多少パターンが崩れていますが)なので、おおさか東線の30分サイクルがうまく嵌っているようです。

 放出において各駅停車は学研都市線の快速の連絡を受ける形のスジになっており、理想的な状況と言え、その分久宝寺の接続は犠牲になっていますが、それでも直通快速の直前に到着する2本の各駅停車は直通快速が利用でき、のこり2本のうち1本はジャストで大和路線の各駅停車に接続しているので、良いんじゃないでしょうか。

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 利用率その他がよく分からないので、あくまでパターンのみコメントです。

 感覚的な話をすると、朝ラッシュ時の各駅停車は夕ラッシュ時並みに必要な感じがしますし、久宝寺においての接続は似たパターンなのに片方は接続、片方は接続なしといった調整で何とかなりそうな(ならないのかもしれませんが)印象を受ける部分があります。

 とはいえ、今後少しずつそうした部分は修正されていくと思うので、期待しながらチェックしていきたいと思います!!