コースター評価:ハイウェイコースター(日本モンキーパーク)
2008年12月27日に日本モンキーパークにあるハイウェイコースターに乗ってきましたので、コメントします!!
日本モンキーパークの唯一の大人向けコースターということで、稼働率が高かったことから、面白くて人気があるのだろう事は乗る前から何となく分かりましたが、爽快感は如何に??
写真-1:乗り場全景
1回がレストランになっており、2回が乗降ホームになっています。
現在はハイウェイコースターという名称ですが、以前はイーグルコースターという名前だったようで、現在のハイウェイというコンセプトと建物のデザインがマッチしているのかどうかは・・・ ん~、分からない(苦笑)。
写真-2:コースター説明記載
コースターのネーミング部分はステッカーが貼ってあり、名称が変わったことが伺えます。
っていうか、この部分がステッカー処理のみってことは、他は殆ど変わっていないのかもしれませんね。
写真-3:コースター先頭部分
このコースターがハイウェイたる事が伺えるのは、この先頭車両のデザインだけかもしれません(笑)。
アメリカのMGMスタジオで乗ったロックンローラーコースターみたいなデザインで結構好きかも。
走る所はちょっと山道な感じですけどね!!
写真-4:リフトアップ(巻上げ)状況
日本モンキーパークが山間の丘陵地に位置しており、山腹にコースターを設けているため、リフトアップ部分はそれなりに高い位置まで登っていますが、左右に木々が生い茂っているため、その印象があまり得られません。
ちょっと遠くを見れば雄大な自然が見れますので、この状況はオイラ的にはプラスかと感じています。これから続くファーストドロップの驚きも増しますしね!!
写真-5:ファーストドロップ状況
リフトアップ完了からファーストドロップまでは若干距離があり、ある程度加速が付いた状態で右旋回しながらドロップしていきます。
写真-4で分かるとおり、カープの曲率が一定ではなく、捻りもぎこちない感じに見えますが、思ったより乗り心地がよく、最後部に乗っていると引きずり込まれる感じが味わえていい感じのドロップでした。
速度のわりに線形が急なのでGも大きいことに加えて、周囲が木々に囲まれていて視界が遮られ、レールの進む先が見えないため、結構な迫力がありましたね♪
写真-6:ファーストドロップ最下部分通過
ファーストドロップ後は右旋回上り勾配区間を経て、やや長めの直線的なドロップ区間となります。
この途中で周囲の視界が広がり、開放感が一気に増します。
写真-7:連続キャメルバック区間に突入
ここから連続キャメルバックになります。
1回目は高度差が無い緩やかな線形ですが、2回目は園内通路(橋)の真下をくぐるギミック付きで、高低差もあるためちょっとビックリしますね。
写真-8:橋の下をくぐるドロップ
このあたりのドロップは意図的かどうか分かりませんが、やや曲線的な線形になっており、上り勾配から下り勾配に変わる部分の「浮き」+「曲線的落下にともなう引き込まれ」がミックスされて面白いです!!
写真-9:キャメルバックはまだ続く
橋をくぐって上り勾配となり、さらに線形を左に変えつつドロップします。
この「浮き」もグーです!!
写真-10:絶景のなか右上り勾配旋回する
コース終盤となり、乗り場に戻るべく右旋回していきますが、上り勾配でカーブが急なので、若干Gがかかる感じかな?
まだまだ尾張、、、じゃなくて終わりじゃないぞと思わせる区間ですな。速度も落ちていません。
景色を見下ろすような絶景を見つつ爆走する感じは爽快です!!
写真-11:緩やかなドロップを経てフィニッシュ
緩やかな上り勾配区間の後は緩やかなドロップを経て、小粒なドロップの後ブレーキがかかりUターンしてフィニッシュです。
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このロケーションであるからこそのコース設計、キャメルバックと旋回の連続性から得られる爽快感はすばらしいと思います。
犬山遊園からのモノレールというアクセスが無くなり、今後が若干心配な日本モンキーパークですが、このコースターには長く活躍してもらいたいなと切に願う次第であります。
◆落下的スリル:★★★☆☆(適度)
◆コース的スリル:★★★★☆(良好)
◆爽快感:★★★★☆(良好)
◆総合満足度:★★★☆☆(満足)