阪神なんば線開業関連調査遠征(6) 阪神なんば線施設調査その1
2009年3月29、30日に阪神なんば線の新規開業区間の施設を調査してきましたので、報告します!!
その1として九条駅とドーム前駅です。
九条駅は2箇所出口がありますが、こちらは地下鉄中央線と乗り換える側の出口です。
ぱっと見、駅舎という感じがしないイカしたデザインです。
阪神なんば線は地下駅で、中央線は地下鉄ですが高架駅なので、乗り換え距離が結構ありそうに感じますが、確かに高さの絶対差はありますけど、無駄な迂回がなく最短経路を歩いている印象を受け、慣れれば乗り換えとしてはそう億劫ではない感じです。
実測してみたら2分15秒程度で移動できました。3分あれば余裕でしょうか。
改札口は自動改札が5基とカウンターがありました。
もう一箇所の出口の改札口は3基でしたので、地下鉄中央線との乗り換えを考慮した台数になっているものと思います。
コンコース等はどちらかというと黒やグレー系の色を基調としたデザインですが、ホーム部分は白とシルバーを基調としたデザインになっています。
駅名表や案内板の青色は阪神のベースになっている色かと思います。
列車案内は3列式のLED、車掌さんが居る部分のモニターも液晶になっており、新規路線らしいの設備になっています。
ドアの位置を示すステッカーは阪神車が○、近鉄車が△で、近鉄線内と逆になっていました。
続いてドーム前です。
京セラドーム大阪最寄駅ということで、野球観客輸送などを担うことになる設備は明らかに他駅より大きくなっています。
この通り、駅からスタジアムまでは一直線で、地下鉄長堀鶴見緑地線のドーム前千代崎駅、JR大阪環状線大正駅よりも近く、今後はデフォルトになりそうな印象です。
波動輸送にどけだけ対応できるのか分かりませんが、野球輸送に慣れた阪神のことですから、臨時設定などサクサクやっちゃいそうな気がします(笑)。その設備があるのかどうか分かりませんが・・・
正面に見える階段とエスカが上の写真の出口から降りてきたところです。
改札口はあえてドーム側に近づけることはせず、2箇所の出口の中間位置になっています。
自動券売機は改札脇にあるほか、ドーム側出口付近に臨時用のものがあるようで、見たときにはシャッターが下りていました。
長堀鶴見緑地線との乗り換えは地下駅同士ということで、乗り換え連絡通路が設けられており、地上に出る事無く乗り換えが出来ます。
多少ぐるっと回る形になりますが、4分あれば乗り換えは出来ましょう。九条よりやや遠いくらいです。
改札口状況です。自動改札は8基あり、波動輸送をある程度考慮した形になっています。
ドーム前駅のホーム部分はレンガ造りを基調としたものになっており、それでいて近未来的なエスカ・エレベータ部分のデザイン、更には開放的な駅形状と相まって、かなり格好良い印象を受けます。
みなとみらい線の各駅の良いとこ取りをしたような感じというとセンスが無いかな(苦笑)。
地下鉄と交差するためかホーム位置は深く、そのためエスカレータを乗り継ぐ形になりますが、その経路を増やす事無くホーム中央部を吹き抜けにしたのは、なかなかの英断だったと個人的に感じています。
そのおかげで上部まで敷き詰められたレンガの印象がより入ってくるというか、地下駅らしからぬ印象を受ける感じです。
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本当は沢山貼ってあった真弓監督のポスターのほうが印象に残ったのですが・・・(笑)。
その2に続きます!!