2009年6月15日西武池袋線石神井公園付近工事調査
2009年6月15日に西武池袋線石神井公園付近の工事状況を調査してきましたので、報告します!!
上下線を仮線に切換た後、上り高架線の構築が開始されましたが、現地はかなり進んでいました。
そのあたり下り線側から見た全面展望と、石神井公園駅からのアングルで撮影しましたので、コメントしたいと思います!!
上り線を下り線側に切り換えた段階で、練馬高野台の電留線脇あたりに上り高架線を構築するスペースが出来上がりました。
その後順調に施工が進められているようです。
上り高架線は、電留線のレールレベルと似たような感じの線形が組まれているように見えます。
上り仮線の奥に仮土留めラインが見えますが、これは仮線に対してのものと思われ、もう少し高い位置に高架橋が構築されそうな気がします。
アプローチ部分を過ぎると、高架橋を構築している区間となります。
詳しい状況はぱっと見分かりませんでしたが、駅前後の高架橋の状況からして、駅間部分もかなり進んでいるものと思われます。
石神井公園付近の状況です。
交差道路がある部分は高架橋のスパンを飛ばしていますので、後で桁を架設することになりましょう。
仮の電架柱の形状が高架橋構築に支障しない形状になっており、けっこうギリギリのスペースで工事をしていることが伺えます。
複線分の高架橋が一気に作られていることから、今後どのように切替えるのか、過去のコメントを再確認してみたいと思います。
https://okiraku-goraku.com/2007/10/200710211.php#more
写真2の切換手順を見ていただくと分かるとおり、練馬高野台~石神井公園間は複線分の高架橋を構築しつつも、当面上り1線のみ使用という形になります、
下り線を一時的に上り内側線を使わせれば、下り線高架橋を2線分一気に作れそうな気がするのですが、練馬高野台のアプローチ部分に電留線があるため、仮設部分を設ける区間が生じてしまい最終形状を作るうえでロスが大きいという事なのでしょう。
あくまで下り線の高架橋を構築するのは、上り仮線が無くなってからということですね。
上り線のすぐ上に防護柵が張り出した形で構築されており、その奥で高架橋構築が進められています。
前述の切換手順の断面図で分かるとおり、上り内側線の脇に高欄さえ設けられないくらいのギリギリの位置関係で1面2線のホームを構築しているんですよね。
なかなか萌えます(笑)。
練馬高野台方と同様に踏切部分は桁で飛ばす形になっており、こちらは既に鋼桁が架設されています。
スパンが長いため非常にゴツい桁です。
大泉学園側も、練馬高野台方と同様に複線分の高架橋が構築されているようです。
1期施工ではこのあたりから仮アプローチ区間により地上に降りていく形になります。
下り線が電留線部分を越えたあたりで上り線側に寄って下っていくと思われますが、詳細は不明です。
このあたりがアプローチ終了部分=切換口という事になりますでしょうか。
土留めの位置から推測するにアプローチは2線分ですので、やはり下り線は電留線を越えたあたりで上り線側に寄る線形になるでしょう。
以上です!!