2009年9月 1日

2009年8月29日京成金町線京成高砂駅付近工事調査(2)

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 2009年8月29日に京成金町線京成高砂駅付近の工事状況を調査してきましたので、報告します。

 土木工事は大半が完了した印象で、それを受けて柴又方では高架化切換に向けた分岐挿入が行われているなど、軌道他工事も着々と進められていました。

 その(2)として、京成高砂駅~柴又駅間の状況についてコメントします!!

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写真-1:金町線高架橋状況1

 線路上空部分から外れて、通常の高架橋構造で構築している区間の状況です。

 前回調査時はスラブ部分が構築中でしたが、今回見ると高欄部分まで構築が完了しており、ほぼ土木構造物としては完成している状況であることが分かります。

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写真-2:金町線高架橋状況2

 再び駅側の高架橋を下り線側から望んでみました。

 ごらんの通り高欄が全面的に出来上がっていることが見えますが、他の高架橋ではあまり見られない、軽微なフェンス式であるのが特徴ですね。

 写真-1の高架橋部分も同じ構造ですし、今回施工区間は道路交差部以外は総てこの構造という事なのでしょう。

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写真-3:道路交差部の桁架設状況

 金町線一つ目の踏切部分の状況です。

 道路交差部という事もあってか、施工が後回しになっていましたが、前回調査後に施工が進められたようで、架設が完了していました。

 付近に掲示されていた工事にかかる道路使用期間から、ここ数日で完了したようです。

 そのためか、桁周囲はまだ仮設状況ですね。これから仕上げ工事が行われるものと思います。

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写真-4:切換口付近の状況

 上記の桁から柴又方はまだ未施工ですが、桁を受ける橋台の形状から、柴又方は高砂方と異なり盛土式(土留め構造は工夫されると思いますが)になると思われます。

 という事で、これから動きが出てくると思われます。

なお、上り線側に木製覆工が覆われていますが、設置範囲を考えるとこのアプローチ部分の施工のためではなさそうです。

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写真-5:2番目の踏切から柴又方を望む

 下り線のレールとレールの間に木製の杭が連続的に打たれています。測量のための杭かな?

 このあたりは切換口から若干外れる範囲ですが、急曲線区間ということもあり切替にあたって線形を見直すのかもしれませんね。

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写真-6:柴又駅手前の渡り線設置状況1

 今回初めて確認が出来ましたが、高架の高砂駅に向かう線は現行の下り線を切り換えた位置です。よって上り線から下り線側に転線する渡りが必要になりますが、イメージより随分と柴又駅に近いところに設置するのですね。

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写真-7:柴又駅手前の渡り線設置状況2

 線路脇には2つの分岐が仮置きされており、また線路脇にバラストがあることから、まさに施工中という状況ですね。

 近いうちに2つとも挿入が行われそうで、近々に完成しそうです!!

 以上です。