2009年10月21日

成田新高速ルート開業時のダイヤを考える!! (2)

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 先日に引き続き、成田新高速ルート開業時のダイヤを考えると題して、既に公表されているソース内容について分析してみたいと思います。

 その(2)として、先日同様幾つかのソースから確認が出来ている「成田新高速ルートの有料特急スカイライナー31本運転」の意味合いを探ってみたいと思います。

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図-1:現状ダイヤにおけるスカイライナー運行状況

 先日同様、まずは現状ダイヤの把握です。

 京成上野発6:30という部分と成田空港着22:00というのが有料列車としての初電、終電の一つの目安になるかと思います。

 朝間20分間隔、日中時40分間隔、イブニングライナーとしての夕ラッシュ時30分間隔というのがおおまかな運転間隔ですが、これで25本の運転ですので、30本運転というのはさらに5本も多い設定です。

 この増発要素がどこにあるのか考えてみると、ラッシュ時の通勤輸送優先に伴う運転本数制約が無くなること、所要時間が短くなることによる運転時間帯拡大が可能といったことが考えられます。

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図-2:成田新高速ルートスカイライナー運行想定

 以上の考えに基づいて想定したのがこちら。

 朝ラッシュ時から9時台まで20分間隔、その後40分間隔、夕ラッシュ時20分間隔、夜間40分間隔とすると、これで30本です。

 ん~、思ったより多い印象で、夜間帯は北総線の遠距離区間向けにイブニングライナー的運転をしても良いのではないかと思ったくらいです。

 別のソースで日中時は京成本線系統のスカイライナー(という名前が維持されるかどうかは不明)が現行同様に走るようなので、日中時は40分間隔より短くなるというのは可能性が低そうなので、どうしてもラッシュ時重視の本数設定になってしまいます。

 とりあえずこのセンで具体的なダイヤを想定してみることにします。

 その(3)に続きます!!