2009年10月27日

成田新高速ルート開業時のダイヤを考える!! (4)

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 先週に引き続き、成田新高速ルート開業時のダイヤを考えると題して、既に公表されているソース内容について分析してみたいと思います。

 その(4)として、その(3)で策定した「2系統のスカイライナーを設定したダイヤ」に「成田新高速ルートの一般優等列車」を組み込んでみることにしました。

 その(1)で終日46本運転はほぼ毎時3本運転であることが分かりましたので、20分間隔で京成上野~成田空港間にスジ引きを試みてみます。

 以下の点を踏まえてスジ引きをしてみました。

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 1)京成上野、成田空港とも2系統のスカイライナーがホームを長時間使用しており、この一般優等列車は1本のホームで折り返しする設定にしないと全体のダイヤ構成が困難。

 2)単線区間(成田湯川~成田空港間)の制約を回避した設定とする。

 3)新鎌ケ谷、東松戸といった2面4線化の工事をした駅は一般優等がスカイライナー待避をする可能性が高いと思われ、いずれかの駅を活用する(個人的な縛り設定)。

 4)日暮里~空港第2ビル間の所要時間59分を達成する設定とし、かつ極力停車駅は増やす(個人的な縛り設定)。

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 以下が試行錯誤した結果組めたダイヤパターンです。

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図:一般優等列車を20分間隔に設定した想定ダイヤ

 停車駅は京成上野、日暮里、青砥、高砂、東松戸、新鎌ケ谷、小室~成田空港各駅という形になりました。

 日暮里~空港第2ビル間の所要時間59分を達成するだけなら、現行の北総線特急スジから新鎌ケ谷~成田空港間各駅停車でも組めそうでしたが、成田湯川~空港第2ビル間の単線区間支障が回避できず、新根小屋で行き違いするだけの余裕を捻出すべく、白井と西白井を通過させました。

 これで何とか往復ダイヤが組めました。

 一般優等列車のスカイライナー待避は新鎌ケ谷になりましたが、まぁ妥当かな?

 スカイライナーを待避しない列車は上下とも新根小屋で行き違い待ちをする設定にした結果、日暮里~空港第2ビルの所要時間は総ての列車が59分程度になったので、個人的には納得した次第です。

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 ちなみに、本線系統のスカイライナーですが、この一般優等列車のスジを成立させるため、その(3)で想定したスジより成田空港着を2分早め、成田空港発を2分遅くする必要が生じたことから、八千代台と佐倉の停車をやめて青砥に停車させることにしました。

 ※その(3)の想定は以下

 https://okiraku-goraku.com/2009/10/3-6.php

 よくよく考えたら、イブニングライナーは青砥に停車しており、先の2駅を加えたところで終日同じ停車駅には出来ないことに気づいてしまいまして・・・ 都営・押上線方面からの空港利用者を集める意味で京成本線系統のスカイライナーが青砥に停車するのは良いかな?という発想です。

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 空港第2ビル~成田空港間だけ京成本線系統の優等列車のスジを入れてみました。

 タイトではありますが、とりあえず本線系統の優等列車も20分間隔に挿入することはできそうなので、このスジで本線系統のダイヤが組めるかが次なるチャレンジになります。

 また時間を見て想定してみたいと思います!!