2009年11月 4日

2009年11月2日西武池袋線保谷駅工事調査

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 2009年11月2日に西武池袋線保谷駅の工事状況を調査してきましたので、報告します!!

 前回調査と比べての変化は新上りホームの軌道が敷設されていたことです。

 その他現地で考えたことなどコメントしたいと思います。

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写真-1:ひばりヶ丘方分岐機撤去状況

 最初、分岐を新設しているのかな?と思ったのですが、ここは元々分岐があった場所でして、短尺レールがあることからして分岐撤去が行われていると見て良いでしょう。

 この分岐の有無が今後の上り線切換に影響があるかどうかは、位置的に微妙な感じですが、まぁ不必要という事で撤去するのでしょう。

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写真-2:上り線切換口付近状況

 前回と特段変化は無しです。

 レール構築範囲からして手前が切換口になると思いますが、前回も言ったような気がしますが、写真-1の部分からここに線路を繋げると、どういう線形になるのか、興味たっぷりです!!

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写真-3:上り新ホーム構築状況(ひばりヶ丘方端部)

 軌道が敷設されていますが、それでもなお搬入ゲートのホーム構築はまだの状況です。

 本当に最後の最後に一気に仕上げる感じなのでしょうね。

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写真-4:上り新ホーム構築状況(中央部)

 このあたりの軌道はラダー構造のようですね。

 既存の上り線とラップしておらず、最終線形が構築できる範囲なので、メンテナンス等を考慮して新しい構造を採用したということでしょうか。

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写真-5:上り新ホーム構築状況(大泉学園方端部)

 軌道は現上り線に支障しないギリギリまで構築されているのが分かります。

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写真-6:上り線大泉学園側切換口全景

 概ね上りホーム構築の目処が立っているのが分かったので、今日は切換後について現地で考えて見ました。

 何より疑問点は、中線を10両対応にすることが出来るのか?ということでした。

 上りホームの長さは、現行の停車位置ステッカーから10両ぶんあることが確認できているのですが、中線が上りホームと同様の位置で停車するとなると、下り線のホームが位置的に当たってしまうので、下り線の停止位置をひばりヶ丘方に移設する必要があります。

 ところが、現下り線のひばりヶ丘方には車庫への(渡り)分岐があって、簡単にホームを移設するという状況にはなっていないのです。

 で、オイラが現地を見て感じたこととしては、ひばりヶ丘方の構内配線はこれから少なからず変更してきそうな雰囲気があるので、車庫への入区機能は中線と移して下りホームを移設するのが現実的なセンかなと考えた次第です。

 日中時の普通など保谷折り返しが使う上下線間の引上線への渡りは車庫への渡りよりひばりヶ丘方に位置しているので、下り線から直接車庫に入る運用さえどうにかなれば(詳しく知りません)、下り線ホームのひばりヶ丘方への移設はできるので、うまく工事を進めていくのかなと考えています。

 まぁ、まだよく分からないというのが正直なところです・・・

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写真-7:改札口付近状況

 最後に橋上駅舎の通路状況です。

 新上りホームへの構造物は既に完成しており、現在のところ仮フェンスで仕切っている状況です。

 切換時にフェンスを外すと若干通路の幅も広がる感じになりそうです!!