2009年10月2日西武池袋線石神井公園・江古田駅工事調査
2009年10月2日に西武池袋線石神井公園・江古田駅の工事状況を調査してきましたので、報告します!!
石神井公園については下車しなかったので、駅前後の切換口の状況のみのチェックですが、軌道が敷設されており、着々と工事が進んでいる状況でした。
江古田駅については、新しい橋上駅舎の構築やホーム改修が進んでいる状況です。
以下、コメントします。
石神井公園大泉学園方の切換口は、高架化1期施工のための暫定アプローチとなるため、仮盛土構造にて工事が進められています。
※施工概要は以下を参照ください
https://okiraku-goraku.com/2007/10/200710211.php#more
既に複線分の軌道が敷設されているのが確認できますが、実際には上下同時の切換ではないため、切換後より施工がしやすい今のうちに準備をしておこうという事でしょう。
西武公式の工事概要を見ると、アプローチ部分は道路になる記載があり、現行の上下線の位置が大泉学園側の高架橋線形なるようですから、引上線を含む4線区間は上り線のほうが曲線になる感じになります。
つまり、最終形状にするためには沢山切り換えなければならない・・・という事です。
しみじみ大変だなぁと思います。
一方練馬高野台方の切換口も順調に進んでおり、切換口はギリギリのところまで軌道が敷設されています。
高架橋上の軌道も順調に施工が進められているのではないかと思います(本日の調査では未確認)。
江古田駅については、現在の橋上通路の池袋方に新しい改札口等施設が設けられるため、その工事が進められています。
次のステップは工事のため一旦閉鎖した池袋方の階段の復旧でしょうか。
ほぼ同等の位置に本設となる階段が再整備されるわけですが、新設橋上設備工事との兼ね合いもあるので、適当なタイミングでき切換が行われるものと思います。
下り線側は木製覆工が敷かれており、順調にホーム構造の改修が進められています。
北口と南口への通路になっており、北口については奥に見えている通り通路上に改札口があります。
この現橋上通路は改良後の自由通路に位置しており、何らか手を付ける必要があると思いますが、手順はちょっと判断が難しい感じ(詳しく見ておけば良かった・・・)。
おそらくどこかに新設備との接続ポイントを設けて切り換えてから撤去・再構築という感じになろうかと思いますが、次回調査時にはもう少ししっかり見ておきたいと思います。
10両化対応のホームにするため、桜台側で2両分の延伸が行われますが、現行で必要な設備ではないため、既存の改修が優先になっているようで手付かずです。
ホーム改修のための木製覆工が上り線側にも構築されそうな雰囲気ですので、これから上りホームも下りホーム同様に改修が進んでいくものと思われます。
以上です!!