2009年11月2日相鉄線星川駅付近工事調査(2)
2009年11月2日に相鉄線星川駅付近の工事状況を調査しましたので、2回に分けて報告します!!
その(2)として、星川駅部分の切換状況についてコメントします。
仮ホームによる拡幅が行なわれ、かなり幅広のホームとなりました。
切換から数日ですので、まだ旧線の架線が残っています。
今後は上りホームの状況から察するに、仮屋根等の構築が行なわれるのではないかと思います。
工事ステップを見ると、この仮ホーム期間はしばらく続きますからね。
緩急接続後快速が出発している状況です。
切換ステップを見ると、この後下り副本線を若干切り換える形になっていることから、恐らくホーム部分を変更する必要が出てくるでしょう。
切換に向けたホーム仮設化が進められる中で前述のとおり仮屋根が設置されるものと推測されます。
今回の下り線切換は、高架橋構築に向けて駅部以外の区間は仮上り線側に移設する必要があるものの、駅部は追い越し設備有の高架橋ということでスペースが異なり、その柱位置をかわすために変な線形になってしまったという事になるのでしょうか。
図面を見ると、最初に構築する3列の柱で構築する高架橋が上り本線部分位置を含んでいることがスペース的な難しさを生み出しているような気がするのですが、そうしないといけない理由がすごくありそうな気がしています。
天王町との絡みか、はたまた工程上の理由か、コストの理由か・・・
土木屋的には興味が尽きませんが、よく分からないので今は考えないことにしておこう(苦笑)。
和田町方も高架橋の柱位置に沿った線形になったことが分かります。
今後下り線側から高架橋が構築されますが、現行仮線を上り線側に移設していることやアプローチ部分の状況から分かるとおり下り線側から構築していくことになりましょう。
そうすると、現行の下りホームの真上に構築される高架ホームからは下り線側へ線路が向かう形になると思うのですが、その線形と柱のラインが一致しないのでしょうか?
そこが気になっているので、今の状況に違和感があるのかなぁ、オイラ・・・
なにか「キモ」があると思うのですが、それが何か分からず・・・ 無念。
横浜方より切換の移動量がありますが、ホーム端部の幅が元々狭かったためか、ホーム幅としては横浜方と似たような状況になっています。
こちらは元々屋根が無い範囲ですので、仮屋根は構築されないかもしれません。
切換後の下り本線の天王町方状況をこ線橋から見たアングルです。
こうしてみると、ホームの端の数両ぶんだけ曲線になっていることが分かります。
意図を持って組まれた線形ということですね。
切換後の下り本線の和田町方状況をこ線橋から見たアングルです。
副本線の脇にもスペースがあるような印象ですが、次回の切換は副本線の脇の柱を施工するためのようですから、微妙に制約があるのでしょうかね?
何はともあれ、今後の進捗が気になる状況ですので、暫くしたら再チェックしたいと思います!!