2009年12月 1日

2009年11月27日京成線日暮里駅・曳舟駅付近工事調査

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 2009年11月27日に京成線日暮里駅・曳舟駅付近の工事状況を調査してきましたので、報告します!!

 日暮里駅は10月5日に下り線の1Fホーム→3Fホームの切換が実施されましたが、前後切換口の状況を確認していなかったので、ちょっとタイミングを逸してしまいましたが、チェックしました。

 曳舟駅は8月30日に高架化工事の進捗で下り線が仮線に切換わり、その後旧下り線の撤去が進められているとのことで、八広~押上間の状況をチェックしました。

 以下、写真と簡単なコメントです!!

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写真-1:日暮里駅京成上野方切換口状況1

 既に2ヶ月近く経っているので、切換後の状況のほうが様になっている感じでしょうか。

 高欄等付帯設備の工事が残っているようで、線路に挟まれた場所柄なかなか工事を一気に進められない雰囲気を感じました。

 少しずつ施工していくのでしょう。

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写真-2:日暮里駅京成上野方切換口状況2

 上下線間は軌道の高低差が出てくるので、その部分は境界柵が設けられるものと思われますが、その位置は元々の下り線があった位置なので、まだ仮フェンスが設けられている状況です。

 線間ですから、日中の作業はできないでしょう。

 見張員さんが居るので、出来る部分の施工はやっているみたいですけどね。

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写真-3:日暮里駅京成上野方切換後高架線状況1

 既存の下り勾配の高架橋に、上り勾配の高架橋を乗せる形で構築した関係で、今後残す部分と撤去する部分、残す部分同士の繋ぎというか仕上げの関係で、未施工部分が残っているような感じでしょうか。

 両側とも高欄だけ付ければ良い訳ではなさそうです。

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写真-4:日暮里駅京成上野方切換後高架線状況2

 このあたりは完成している区間ですね。

 綺麗ですっ!!

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写真-5:日暮里駅切換後ホーム部分状況

 改めてホーム全体を見ると、新三河島方は若干線形が曲がっているのですね。

 前後の高架橋構造と用地スペース、ホームの所要幅のバランスで決まったような印象ですが、どうなのでしょうか??

 この2ヶ月間でスカイライナー到着直前の列を数回見ることができたのですが、待合室付近やエスカ付近の狭さがやはりあり、スカイライナーホームと一般列車ホーム幅は妥当なバランスだったのだろうなと感じています。

 構造的制約はあったにせよ、そのあたりは意図的なのでしょうね。

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写真-6:日暮里駅新三河島方切換後高架線状況1

 新三河島方については軌道ルートと高架橋の線形が一致しておらず、デッドスペースが多い感じになっています。

 高架橋の構造が仕方ないのは以前コメントしましたので、そちらを参照ください。

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写真-7:日暮里駅新三河島方切換後高架線状況2

 もう少し進むと、京成上野方と同様に旧下り線に支障するため、高欄が構築出来ていない箇所がありました。

 右下を見ると、旧下り線の軌道はまだ残っているようですので、それら撤去と合わせて施工が進められるものと思われます。

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写真-8:日暮里駅新三河島方切換口状況

 切換口付近は切換後の線形のほうが直線的なので、違和感ない感じになっていますね。

 上下線が離れる部分に高欄が施工されて完了といった感じでしょう。

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写真-9:八広~曳舟間旧下り線撤去状況1

 場所は変わって八広駅の曳舟方切換口付近の状況です。

 既に旧下り線は撤去されていました。

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写真-10:八広~曳舟間旧下り線撤去状況2

 もう少し曳舟方に進むと、線路防護柵が上り線に沿って連続して設置されています。

 8月の切換直後には設置されていませんでしたから、工事を日中時に行うため設置したという事になるのでしょうか。旧下り線撤去と上り仮線構築が一気に行われるのかな?

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写真-11:八広~曳舟間旧下り線撤去状況3

 もう少し曳舟方に進むと、旧下り線がまだ未撤去状況であることが確認できました。

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写真-12:曳舟駅部旧下り線撤去状況

 曳舟駅については、下り旧ホーム撤去が進められた後、上り仮線および仮ホーム構築が行われる流れになっており、上り線脇には線路防護柵が並べられていました。

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写真-13:曳舟~押上間仮線構築状況

 曳舟~押上間の東武亀戸線交差部付近は下り線脇の仮線部分の構築が進められていました。

 下り線脇に線路防護柵が敷き詰められており、その奥で着々と施工が進んでいるものと思います。

 状況は詳しく見えなかったので、また機会があったら確認したいと思います!!

 今回の調査は以上です。