2009年12月13日JR中央線高架化後施設調査(1) 武蔵境編
2009年12月13日にJR中央線(三鷹~国分寺間)の上り線高架化(12月5日~6日切換)後の施設状況を調査してきましたので、報告します!!
その(1)として武蔵境の状況です。
上り線高架化により対向式2面2線になった武蔵境駅です。
西武多摩川線が隣接して並んでいた昔の駅も味があって良い感じで好きでしたが、まぁ昔を懐かしんでもしょうがない訳で・・・
新しいホームは曲線的な屋根形状が印象的で、景観にも配慮したデザインになっています。
三鷹方を見ると、上り線の高欄も完成しており、切換口のような暫定状況部分は無いようです。
その分駅施設の仮設部分が多いため、そちらの切換・撤去などがまだ残っているといった状況でしょうか?
東小金井方を見ると、こちらも高欄等付帯設備を含めて完成状況にあります。
西武多摩川線につながる連絡線および渡り線も完成していますね。
北口からのアクセスは、仮駅時から仮高架連絡通路を介してホームに進むルートになっていましたが、本切換の段階では旧上り線が撤去されていないため、基本的にそのルートが維持されています。
従来は下り階段で上り仮ホームに進んでいたのが、階段を数段上がり上りホームに進む形になりました。
暫定状況ではありますが、アクセスはかなり良くなった印象を受けました。
写真で分かるとおり、高架化された上りホームが仮上り線のホームと上下でややラップする位置関係になっています。
そのため、写真-4の通り連絡通路のつなぎ部分の変更のみで駅施設の対応が出来たと言えますが、上りホームに施工が出来ない部分が存在しています。
今後仮上り線・ホームの撤去、最終系となるエスカ・階段等整備、改札口切換、仮連絡通路等の撤去、最終ホーム仕上げといったステップを踏むものと思われ、高架化は完了しましたが、まだ工事は続くことになります。
駅前にはタワークレーンが2台設置されており、当面これら機械を使って工事が進められるものと思われます。
仮高架連絡通路はこうして外観を見ると、かなりカッチリした設備になっており、下にはテナント等も入っています。
仮設物の撤去も大変だなぁと思わせるアングルです。
最後に、完全高架化により踏切が無くなり、横断箇所は通路となっています。
見ると結構往来が多く、高架化の効果(シャレじゃないよ:笑)を肌で感じた瞬間でした。
とにもかくにも、今回の切換が工事の一つの区切りとなったことは間違いありません。
しばらく工事は続くと思われますが、また暫くしたらチェックしていきたいと思います。
##その(2)に続く!!