2009年12月14日西武池袋線夕ラッシュ時池袋駅利用状況調査
今日は所要があって西武池袋線を利用したので、その帰り際池袋駅で1時間利用状況を調査しました。
この後職場から呼び出しをくらって夜中までガチンコの打ち合わせでしたから、束の間の楽しい時間でした・・・(苦笑)。
目的があって調査した訳ではないので、淡々とデータを取るに留めましたが、メトロ副都心線直通語に飯能行が減った影響が池袋の段階ではどの程度あるのかは気になったかな?
以前、所沢で調査した際に利用率のバランスが良かったので、恐らく殆ど影響は無いだろうなとは思いましたけどね。
<参考> 所沢駅での調査結果(2008年8月6日)
https://okiraku-goraku.com/2008/08/200886.php#more
以下、調査データのコメントです!!
◆急行飯能行と小手指行の利用状況
グラフで分かるとおり、18時台前半、後半とも飯能行より小手指行のほうが混雑率が高いという結果となりました。
これは行先の差よりもダイヤその他から来る集客条件のほうが混雑率に与える影響が大きいという事かと思います。
優等列車の設定という意味では共に直前に通勤準急が設定されていますが、飯能行は通勤準急発車4分後の設定、小手指行は5分後の設定になっており、小手指行のほうが混む計算になります。
このほか、優等の種別に関係なく発車番線を5、3、7、5、3、7・・・と設定しており、2本の急行は発車番線が異なっていたり、入線タイミングで着席利用者の選択指向にも影響があるものと思われ、これら諸条件をトータルして、このような利用状況になっているのでしょう。
最混雑の小手指行急行も最後部車両は若干混んでいるものの、概ね許容できる混雑率だと思うので、良い感じじゃないかな?と思います。
◆前ダイヤからの変更点について
副都心線直通時のダイヤ改正から通勤準急が練馬に停車することになりましたが、その停車分池袋を早く出発させる必要が出たため、結果として急行の前優等運転間隔を広げてしまうことになってしまいました。
急行が最混雑列車なので、その点は若干マイナス面なのかもしれませんが、通勤準急の利用率もそれほど低い訳ではないので、まぁ許容範囲かと思います。
その事より、通勤準急が練馬に停車するようになったためか、準急を快速の直後発に変更したことにより、快速の混雑率が緩和されたことが大きいように感じましたね。
見ていると、直後に準急がなければ快速に乗ってしまうであろう人が準急ホームに向かっていたので、相当シフトしていると思われます。
そういう意味では前ダイヤよりもバランスは改善されていると見て良いのではないでしょうか?
-----
副都心線直通により、何となく不便になった印象を受ける池袋口ですが、決してそんなことはないんだなぁという事が分かって良かったです。良い収穫でした!!