2009年12月21日JR浦和駅切換後施設調査(2) コンコース他編
昨日に引き続き、浦和駅宇都宮・高崎線上り線高架化後の施設状況について報告します。
今日は、その(2)としてコンコース部分と切換後の既存ホーム状況についてコメントします!!
エスカレータのコンコース側状況です。
エスカレータについては最終形状になっているため、左右の仕上げも完成形になっていますね。
周囲が仮設状況ですので、手摺等は暫定かな?と思います。
今まで京浜東北線のコンコースと宇都宮・高崎線の地下道が切り離されたような感じになっていましたが、今回の切換と合わせて、コンコース部分が一体化した形で整備され、このように広々とした空間が確保されました。
ものすごく仮設っぽい状況ではありますが、乗換利便性が大きく向上した印象です。
切換前は暫く調査していなかったので、状態変化は把握していませんが、以前は京浜東北線ホーム直下部分(一番下のグレー部分になりますね)がコンコースでした。
今回の切換で黄色い部分がコンコース他乗換通路スペースとなり、既存の地下道連絡も考慮していることから、西口・東口側からもアクセスが向上したのかな?と思います。
既存地下道とコンコースのレベルが異なるため、接続部分は階段になっています。
手前の床部分が仮設になっているのは、元々地下道レベル部分だった箇所のためで、切換で一気に床を整備したという事になるのでしょうか?
既存の宇都宮・高崎線ホームについては、上り線使用停止に伴い、今後の工事を踏まえて仮フェンスにより上り線側に仕切りが設けられました。
階段部分は既存の幅を確保した形にし、その他部分は概ねホーム中央部に仮フェンスが並べられていまして、従来からすると相当狭くなった印象です。
仕方無いところではありますが・・・
赤羽方はまだ広い感じでしたが、さいたま新都心方はホーム線形の関係もあってかホーム幅は相当狭くなってしまっています。
仮フェンスの奥を見ると新たな鉄骨が組まれており、上り線側の上家等を撤去するための構造を構築しているのかなと思います。
この鉄骨組の構築が終われば、仮フェンスが多少セットバックされる可能性もあり、現行よりはホーム幅が確保されるかもしれません。
今回の報告は以上です!!