2010年2月14日京成線工事調査(5) 日暮里駅編
2010年2月14日に京成線の工事調査をしてきました。
その(5)として、日暮里駅の改良工事状況の報告です。
下り線切換後も思いのほか工事が残っており、興味が尽きない状況ですが、今回は上り線ホーム改良状況に着目してみました。
エレベータの整備や施設改修だけかと思ったら、ホーム延伸があるなど、下り線同様に多少先を見越した整備はやってしまうという事なのですね。
以下、コメントです!!
下り線切換後に旧下り線を撤去しましたが、そのスペースを活用してホームを拡幅することは無く、一部、京成上野方端部の階段新設箇所がやや張り出しているのみです。
円柱の手前部分がホーム端部らしき処理になっているので、そこがホーム端部であることが読み取れますね。
軌道撤去後のスペースはバラストが残されたままの状況です。
円柱の上部部分に建築の仕上げ材料の設置工事が進められていましたが、端部まで設置が完了しており、明るいイメージになりつつあります。
写真-2で分かるとおり、ホーム中央部は2階コンコースがあるため、地上ホームの上家を構築する必要が無いのですが、京成上野方端部付近はJR線側端部付近が雨ざらしです。
そのため、上家が構築されていました。
高架橋の下になる部分にも構築していますが、やや高さがあるためでしょうか。
最も京成上野方に位置するエスカレータに併設した形で階段が設置されています。
幅はあまり広くありませんが、それでも下り線に設置された程度の幅はあるように思います。
建築の壁面仕上げ等大方進んでいることもあり、数週間で完成といった雰囲気でした。
他の施設とは連動していない工事なので、完成しだい使用開始になりそうです。
エレベータも大方姿を現してきました。
こちらもそう遠くない時期に使用開始をするものと思われます。
その他見てみると、天井の仕上げが完成していることに気づきました。
ホーム面が工事用の養生ばかりで綺麗な感じがしませんが、仮フェンス等がなくなると広々とした感じで一気に印象が変わりそうです。
ホーム幅も片面ホームと捉えると、結構広く感じますね。
新三河島方でホームの延伸工事が行われていました。
初めて確認できた訳ですが、よくよく考えてみれば下り線も10両対応した上で柵を設置していますので、上り線も同様の整備がされても不思議ではありません。
ホーム幅はスペース上、京成上野方ほど無く、こちら側2両ぶんが暫定未使用部分になろうかと思います(もしくは両端1両ずつかな)。
エレベータ工事があったために暫定状態になっていたスカイライナー専用ラッチ内の京成上野方部分ですが、本設の分離柵が設けられるなど、最終形態になりつつあります。
この状況から、右側のエレベータの使用開始が近いことが推測できますね!!
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以上、日暮里駅の状況でした。