2010年2月6・11日東急東横線ホーム延伸工事調査
2010年2月6・11日に東急東横線の東京メトロ副都心線直通に伴うホーム延伸(10両化)工事状況を調査してきましたので、報告します!!
率直な印象として、渋谷~代官山間の地下化工事の工期で直通時期が決まっていて、ホーム延伸はその時期から逆算して、手間のかかるところから手を付けつつ、簡単なところは順次実施という感じを受けました。
各駅の状況を簡単にコメントしたいと思います。
菊名駅は渋谷方が延伸対象スペースになっています。
現地としてはまだ動きがありませんが、線路内の各施設に工事箇所で見られるピンクのリボンが明示されているため、いずれ動きが出てくるのかなと思います。
綱島駅も渋谷方が延伸対象スペースのようです。
高架化された際の切換口の若干のスペースが工事用スペースになりつつあり、上下線の軌道には木製覆工を設置すべく、枕木の間に木材材料が仕込まれていますね。
対向式ホームという事で、若干延伸箇所周辺の構造物改修が必要なようで、周辺民家に対する防護柵の設置がなされていました。
綱島駅は近々に動きがありそうです!!
自由が丘駅は更に動きがありまして、下り線の副本線の線形を外側にシフトさせて分岐位置を渋谷方に移設すべく、法面部分の改修工事が行われる前段といった状況です。
下り線の分岐前後範囲と上り線の一部箇所が木製覆工設置範囲のようで、ここが重機械の移動・作業箇所という事になりますね。
暫くしたら駅周辺を徒歩移動して見てみたい感じです!!
続いて学芸大学ですが、島式ホームという事もあり、渋谷方・横浜方それぞれ少しずつ延伸することになっています。
まずは横浜方ですが、こちらはまだ工事としては動き無し。
ただ、他駅同様工事前の確認状態かと思いますが、各施設にピンクテープが付いています。
渋谷方ですが、今回見た中では最も動きがありまして、既にホームの版まで施工が完了していました。
今後ホームの面の仕上げとなりましょうが、ここまで来ると横浜方の延伸や屋根の延伸を先に進めるのかもしれませんね。
中目黒は他の駅と比べると改良規模が大きく、ホーム延伸に先駆けて行う工事が多岐に渡ります。
現地で確認できたこととして、写真には写っていませんが、日比谷線の引上げ線先端部に保守用車両基地が構築中であるのが見えました。
この保守用車両基地が移設できると、上りホーム横浜方の旧保守用車両基地撤去、横浜方ホーム延伸、停止位置変更、渋谷方ホーム延伸&線路切換という流れに繋がっていく訳ですね。
その他、下り線側の高架橋改修が行われています。こちらも下りホームの横浜方延伸に係る工事になっており、上下とも同様の手順と言えるのかもしれません。
そんな訳で、渋谷方はホームから見る限り特に動きがありません。
こちら側の工事は結構大変そうですね・・・
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また暫くしたらチェックしたいと思います!!