2010年5月6日京成線工事調査(2) 空港第2ビル駅編
2010年5月6日に京成線の成田空港改良関連の工事調査を行いました。
その(2)として空港第2ビル駅の状況を報告します!!
成田空港駅と同様にスカイアクセス系統と京成本線系統のラッチ分割が行われると思われますが、それに先だって施設新設・改修工事が進められています。
成田空港駅同様、概ね最終系が見えてきたので、そのあたりコメントします!!
京成成田側のホーム延伸状況です。
仕上げ関係はほぼ完了しており、仮フェンスで仕切っているのみです。
成田空港駅のようにホームの使用方法変更がスカイアクセス開業前にあるのかどうか分かりませんが、とりあえずいつでも使用開始できそうです。
正式な名前は分かりませんが、京成線では列車種別ごとの最高速度を示す看板が駅端部に設置されています。
なぜ下りホームの成田湯川側に配置されているのか分かりませんが、試運転の絡みで掲示されているのかと推測します。
「AE160」という表記に感動しますね!!
ここから本当に160キロまで加速するんですねぇ・・・ しみじみ。
現在の空港第2ビル駅は5月6日の報告でコメントしたとおり、案内版整備状況からスカイアクセスが成田空港側のスペースを、京成本線が京成成田側のスペースを使うことが確認できています。
このエレベータはスカイアクセス側に位置するもので、概ね完成に近づいていることが状態から分かります。
こちらもスカイアクセス側のアクセスルートとして構築していたエスカレータと階段であります。
前回調査時は仮囲い内での作業が行われていて、状況が掴めませんでしたが、今回はバッチリ確認が出来ました。
スカイアクセス側には階段がまったく無い状況であったため、ラッチを分離するならば、少なくとも階段が1箇所は設置されると読んでいましたが、やはり階段が設けられましたね。
入場改札口から近い位置ですので、使用頻度も高い場所になると思われます。
上りホーム側については特段の動きはありませんでしたが、ホーム長が14両ぶんしか無く、ラッチ分離柵を設ける位置(成田空港側から8両分確保した位置)の関係で、京成本線系統が8両編成ですと、2両分だけスカイアクセス側ホームにはみ出して停車することになります。
この運用については不確定要素が大きいですが、現地の設備的な部分だけ見ると、天井部分から電気回路的なケーブルと機械固定用部材が12箇所出ているのが確認できました。
12箇所というと、3ドア車両2両分の6箇所に対して、2つ何か案内機器が取り付くという予想も出来ますね。
実際どうなるか分かりませんが、ラッチ境界部分には何らかの設備的対応がなされそうです。
こちらもほぼ完成状態にありました。
誘導タイルも養生状態ですし、近々使用開始されそうですね!!
空港第2ビル駅の改札口も、成田空港駅と同様の新しい自動改札機になっていました。
改札数は4つで、成田空港駅より1つ多いですね。
右側のグリーンの柵の部分が、スカイアクセス1番線への階段・エスカとなります。
案内看板に目隠しをして使用開始する可能性もありそうですが、どうかなぁ・・・
写真8の入口専用改札を入ると、出口専用改札スペースの前後に列車案内および停車駅を表示するLCD案内版が配置されています。
出口専用改札の奥側にラッチ分離中間改札が設けられるとすると、ちょうどこの案内版の配置が都合良い状況になりますが、はてさて・・・
この案内版は現在は京成本線系統ぶんを表示していますが、位置的にスカイアクセス開業後はスカイアクセスの表示を行うものと思います。
空港第2ビル駅ももうすぐ完成です!!