2010年8月21日

2010年8月20日京成押上線曳舟駅付近工事調査(2)

100821.jpg

 2010年8月20日に京成押上線の曳舟駅付近の工事状況を調査しましたので、報告します。

 8月7日夜間(8月6日夜間予定がダイヤ乱れのため延期)に曳舟駅前後区間の上り線が仮線化されましたので、その状況と、ホームが移設された曳舟駅の状況を3回に分けて報告したいと思います。

 その(2)として、曳舟~押上駅間の状況です!!

100821_01.jpg
写真-1:曳舟~押上間仮上り線状況1

 曳舟駅の押上方の状況です。

 踏切は既に新しい場所に移設されています。

100821_02.jpg
写真-2:曳舟~押上間仮上り線状況2

 切換口付近の状況は、仮下り線化の時も感じましたが、もともと曲線区間だった部分のため、仮線のほうがむしろ線形が良く、仮線になった気がしない感じです。

 旧線は切換口付近ギリギリまで残っており、撤去はこれからのようです。


写真-3:曳舟~押上間仮上り線状況3

 この踏切部分も切換口の一部になっているようで、舗装をしなおした形跡が確認できます。

 なお、この後に控える曳舟~押上間の仮線化工事も着々と進められており、すでに踏切の先の新しく構築された電架柱の位置が下り線の外側に離れていて、仮下り線の位置を踏まえている事が分かります。

100821_04.jpg
写真-4:曳舟~押上間仮上り線状況4

 東武亀戸線をオーバーラップするためのアプローチ付近の状況です。

 下り線の外側で仮線部分のアプローチを構築しているのが分かります。

 前述の通り、架線柱の構築は完了しており、これから軌道等の施工も進んでいくものと思います。

 電架柱の施工だけ先行しているのは、位置的に既設の電架柱が仮下り線を支障しているからでしょうか。

100821_05.jpg
写真-5:曳舟~押上間仮上り線状況5

 亀戸線オーバーラップ部付近状況です。

 下り線側の防護柵の奥に工事用重機械が据えつけられており、基礎工事はかなり進んでいる事が伺えます。

100821_06.jpg
写真-6:曳舟~押上間仮上り線状況6

 押上駅地下にかけての下りアプローチ付近の状況です。

 こちらは民家と東武伊勢崎線に挟まれたスペースのため、工事用車両の出入りは既設線路部分を使わざるを得ないのでしょうか、上下線すべてが木製覆工で覆われています。

 このあたりが仮線切換口になるものと思われますが、大方仮線部分の準備は出来ているようですので、曳舟方と同様に支障設備の撤去等を行ってから、仮線構築という流れになろうかと思います。

##その(3)に続きます!!