2010年8月20日京成押上線曳舟駅付近工事調査(3)
2010年8月20日に京成押上線の曳舟駅付近の工事状況を調査しましたので、報告します。
8月7日夜間(8月6日夜間予定がダイヤ乱れのため延期)に曳舟駅前後区間の上り線が仮線化されましたので、その状況と、ホームが移設された曳舟駅の状況を3回に分けて報告したいと思います。
その(3)として、仮ホーム化された曳舟駅上り仮ホームの状況です!!
仮上りホームの状況です。
ホーム幅については既存のものと同等程度といったところでしょうか。
ホーム壁面の支柱と屋根材料を一体構造の鋼材で構成し、ホーム壁面は一般的な仮設フェンスになっているなど、いかにも仮設らしい構造ですが、簡素でなかなか良いと思います。
下り線側は民地に近接しているためか、壁面材料に半透明パネルが用いられていましたが、それとは異なっているのは、壁面側が工事エリアになるためでしょうか。
ホームは仮設化されましたが、開設口スペース上移設されず、仮設ホームと既設ホームの間に連絡通路が2箇所設置されました。
写真-2はそのうち押上方の連絡通路です。
ホーム幅程度の通路幅があります。
八広方の連絡通路も同様の構造です。
押上方の連絡通路と比べると、位置が改札口から離れています。
これは工事の関係のように思えますので、しばらくすると理由が見えてきそうです。
前述の通り、八広方の改札口と連絡通路が離れているため、旧ホーム部分を歩く形になります。
車両で見ると2両半程度なので、40m程度でしょうか。
旧ホームではありますが、通路の扱いのためでしょう、ホーム端側にはクリアパネルのフェンスが設置されています。
連絡通路の窓から八広方を撮影してみました。
まだ旧軌道は撤去されていませんね。
このスペースに高架橋を構築するとは思えないので、やはり旧ホームを撤去してからが本格的な施工になると思います。
となると、この40m程度ある連絡通路も支障しそうですよね。
これから通路の切換があるのかな?と読んでいます。
八広方の連絡通路は移設されるのではないか?と読みましたが、実際のところ仮ホームの壁面側に新たな連絡通路を構築するような準備施工はありませんでした。
となると、ホーム端部の仮フェンス3枚が設置されている妻面側に擦り付く可能性が高いのではないかと思っています。
ちょうどこのアングルのあたりが整理されたら新たな通路が高架橋構築に支障しない形で設けられるのではないかなぁ??
今回の調査は以上です!!