図：品川駅における利用状況データ（11:20～12:00）

　＜利用状況分析＞

　優等列車は都営線からの直通もしくは泉岳寺始発で西馬込行の接続を受けるため、都営線内からの直通利用の集客が一定数あり、また品川における前列車間隔も本線・空港線方面とも１０分等間隔であることから、ほぼ似たような利用率になっています。

　非常にバランスが良い状況と言えましょう。

　その上で差を示すならば、最混雑がエアポート急行、次いで快特、エアポート快特という順番になっています。

　エアポート急行の利用率が快特系より高いのは、エアポート快特の利用率が低いことの影響は殆どなく、青物横丁、立会川、平和島に停車するためでしょう。

　その根拠としては、エアポート急行直後の普通よりも、その後の普通のほうが利用率が高くなっていることが挙げられます。

　大森町までの利用者は基本普通利用という考えがあると思いますが、エアポート急行が来れば直前設定という事もあり、乗れる人は乗るんじゃないかなと思う次第です。

　一方一番利用率が低いのはエアポート快特ですが、逆にノンストップでよくここまで集客できているなという印象のほうが大きいです。

　利用率の高い車両位置から、品川からの利用が一定数居ることが分かりますが、それでこの利用率ならば、これはＯＫなんじゃないかなぁと思いますね!!