2010年9月10日西武池袋線工事調査(5) 石神井公園起点方状況
昨日に引き続き、西武池袋線の工事調査報告をです。
ラストその(5)として、石神井公園駅~練馬高野台間の状況です!!
上り線切換後と見た目には変わりませんが、副本線脇で下り線の高架橋が構築されています。
副本線脇の防護柵は高さが高欄程度になっていますが、これは構築する下り高架橋が完成形で言うところの内側線部分のため、高架橋スラブと軌道程度の構築だけだからでしょう。
形状が車両限界に沿った形なので、出来るだけ作業スペースを確保したいのだろうなという感じです。
起点方シーサスを超える状況です。
下り線高架橋が着々と進んでいるほかは、特段切換後と変わっていません。
シーサスを過ぎると練馬高野台に向けて緩やかな下り勾配区間になりますが、元々の上り線区間があった部分が撤去されたこともあり、上り線内側線部分の構築が進んでいますね。
写真-3と同様に、旧上り線があった部分の撤去が完了したことを受けて、上り線の内側線の構築が進めれ、特に練馬高野台駅の引上線の機能を維持する必要がある練馬高野台付近においては、将来的には内側線に出来る位置に引上線を移設しました。
頭端部の車止めは後で撤去が出来る構造になっており、前述写真-3の部分の構築が進めば軌道は締結されるものと思われます。
頭端部付近が切換られた練馬高野台の引上線ですが、練馬高野台構内自体の配線は変更していないため、構内付近は従来のままです。
下り線高架化の段階では、このままでも支障しないため、その後に切換えるものと思います。
石神井公園終点方の留置線が1線確保できた段階で、この引上線の使用を停止することが出来ますので、始発の石神井公園延伸有無はさておき、上り線2線使用がなされると、切換工事はラクな感じがしますが、はてさて??
また時期を見て調査したいと思います!!