2010年9月9日西武池袋線工事調査(1) 保谷駅付近状況編
先日6日に所要で西武池袋線を利用しましたが、久しぶりの利用だったので保谷駅など工事をしている駅の動きが大きかったもので、これは確認しなければと思い、時間があった本日確認してきました。
複数回に分けて報告したいと思います!!
まずは保谷駅構内ということで駅施設以外の部分を見ていきます!!
電留線を越えたところにある上下線間の分岐は、撤去する流れまで見ていましたが、完全に無くなるのかと思ったら、同じ場所に復活していました。
新しいものに交換したようですね。
上下線間の電留線および、旧上り線に繋がるような感じで下り線から分岐が新規挿入されていることが分かります。
新上り線の線形はこれで最終系だと思いますが、ここに分岐が挿入されそうな感じではないので、上下線間2線からの下り方面アクセスルートを構築するのでしょうか?
写真-1で上下線間の渡りを構築しているので、下り線を介しますが上り線からもこの2線に入線できそうです。
右側の旧上り線部分は電留線として整備しそうですが、撤去もされておらず手は入れていない状況のようでした。
左側については不要な線路がほぼ撤去されており、一気にシンプルな配線になりましたね。
駅付近の配線も整理が行われていますが、上下線間の電留線から上り線へのアクセスルートは確保する必要があるため(保谷折り返し列車がありますので)、旧上り線を介して、上り線に繋がっています。
写真-4の片渡りもシーサスの残骸ですから、下りホームの延伸状況から考えると、今後改修されるものと思われます。
上り線の下りホーム側には防護柵が設置されており、下りホームの改良工事が進められています。
上りホーム切換前に存在した新上り線から旧上り線への渡りは撤去されていました。
前述のとおり、車庫側の線路が綺麗さっぱり撤去されていました。
ひばりヶ丘方の踏切部分を見てみると、線路が撤去された場所は再舗装がされ、左右に柵が設置されています。
ただ、遮断機の移設がされていないことから、この状態はあくまで暫定であることが分かります。
再度車庫が整備されますので、その際に最終系整備を行っていくものと思います。
車庫があった場所を望むと、軌道は完全に撤去されており、いたるところに仮置きしている状況です。
電架柱は見える範囲は残っていましたが、再整備となれば割付け・配置も変わると思うので、作り直すのではないかと思います。
上下線間の電留線部分については、機能を維持しながら改修するので、チョコチョコと動きはありそうです。
少なくとも、見えているシングルスリップは無くなりそうですし、下り線から電留線、電留線から上り線もしくは今後整備される中線に進める形を維持しつつ、配線の改修を行っていくものと思います。
旧上り線部分を活用したりするのかもしれません。