2010年10月24日

2010年10月22日東京モノレール羽田空港国際線ビル駅施設調査(2)

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 2010年10月22日に東京モノレールの羽田空港国際線ビル駅の施設調査を行いましたので、報告します!!

 その(2)として、上りりホームの状況と昇降設備関係についてのコメントです。

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写真-1:2階改札口(ラッチ外から望む)

 2階は到着ロビー階ですから、改札口の利用者は浜松町方面利用者という事になりますが、自動改札数は3列になっており、3階改札口と同数です。

 ちょっと意外な感じもしましたが、単位時間の通過で考えると、モノレールから同じタイミングで下車する人数と、乗車しようとする人数はどっこいどっこいかなぁとも思えるわけで、妥当な数かもしれないなと思った次第です。

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写真-2:2階券売機

 券売機はさすがに3階よりも多く、4台の券売機が配置されていました。

 ICカードが普及しているといっても、やはり切符購入も多いと思われ、京急と競合状態にある以上、ここに長い列をつくる訳には行かないのかなぁと思ったり。

 案内の方も配置されていましたので、不慣れな利用客に対するケアーも万全のようです。

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写真-3:2階コンコースから見る下りホームエスカ・階段

 2階からの利用の場合、多数は上り浜松町方面利用でしょうが、国際線から国内線への乗り継ぎという利用もありますので、上下ホームそれぞれに対してエスカレータやエレベーターがバッチリ設置されています。

 写真-3は下りホーム側の状況で、2人幅タイプエスカレーターが上り設定で1基あり、その隣に階段があります。エスカレーターはカートが通過できないよう、ガードが中央に配置されています。

 ちなみに写真の手前側部分にはエレベーターが設置されていまして、移動経路としては無駄が無い構造になっています。

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写真-4:2階コンコースから見る上りホームエスカ・階段

 上りホームについては、2階改札口から浜松町方面利用客のための上りエスカレーターと、国内線から国際線乗り継ぎ客のための下りエスカレーターが1基ずつ設置されています。

 いずれも2人幅タイプで、カート通過防止ガードが設置されています。

 階段幅も下りホーム側と比べると、やや広い感じですね。

 エレベーターは、この写真の背後に設置されています。

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写真-5:上りホーム起点方にある待合室およびエレベーター

 モノレールは高頻度に運転されていますが、ダイヤによっては7~8分待つケースも存在します。

 まぁその時間の大小で設置されたとは思いませんが、ちょっと列車を待つ時に使える大きめの待合室が起点方に設置されています。

 エレベーターのすぐ脇で、エスカレーターからも近いので、気軽に使える感じではあります。

 エレベーターと一体化したデザインはなかなか格好良い!!

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写真-6:上りホームから見るホーム全景

 上りホームから終点方を望んだアングルでのホーム全景です。

 照明が一直線に配置されていて、ホーム線形と一致しているのが格好良いです。

 今回は残念ながら夜の調査となってしまったので、昼の明るい感じがどんなもんか、再度訪れてみたいところではあります。

 簡単ですが、以上です!!

 明日からは京急編となります♪