1988年の営団地下鉄時刻表を見てみる!!
先日古本屋で営団地下鉄(すでに過去のものですねぇ)の1988年発行の時刻表を発見し、衝動買いしてしまいました。
オイラの知らない1980年代のダイヤに興味があったんですよね。
時間を見てじっくりチェックするとして、今日のところは特に着目した点についてコメントしたいと思います!!
営団地下鉄全線と都営地下鉄全線、ならびに直通する路線が記載されている路線図です。
半蔵門線が半蔵門まで、都営新宿線が篠崎まで開業している状況という事で、当時中学2年生のオイラも記憶はあります。
ただ、鉄道の興味が無かった時代なので、ダイヤ何それ?的な感じですな。
まさか、ここまでハマるとはねぇ(笑)。
まずビックリしたのが、東西線。
日中時は快速が10分間隔で走っており、緩急比率1:1なのですね!!
今では考えられないダイヤですが、当時は通し利用が多かったのかなぁ・・・ 沿線もまだまだこれからといった状況だったのでしょうか。
ダイヤ的には東陽町まで5分間隔を維持するものの、快速が東陽町で1分時間調整をすることで、各駅停車の追い越しを原木中山にしているのが現行とはちょっと異なるところです。
なお、浦安停車は日中時間帯のみで、朝夕ラッシュ時は浦安通過タイプと、西船橋~浦安間通過タイプが設定されています。
総て快速でA,B,Cと呼称していた時代ですね!!
新木場~和光市間の全線が開業していますが、西武有楽町線方面は新桜台までの状況です。
6分間隔毎時10本運転で、そのうち4本が新桜台系統なので、和光市口は毎時6本というのが今の本数からすると少なく感じます。
東武東上線への直通は毎時4本で、川越市まで2本、志木まで2本というパターンです。
ちなみに東武東上線は有楽町線との乗り入れに際して従来20分サイクルだったのを30分サイクルに変更していますが、優等列車をそれまでの本数と合わせる意味合いか、急行は15分間隔ですが、準急は30分間隔でした。
変則ダイヤだったためか、この後準急が2本増発され分かりやすいパターンに変化していく流れは皆さんご存知のところかと思います!!
半蔵門線は快速運転時代で、更に本数が1時間あたり8本という状況でした。
毎時8本ですから、7.5分間隔かと思ったら、田園都市線の快速運転区間における各駅停車の運転間隔を考慮してか、8、8、7、7分間隔になっていますね。
長津田以遠が毎時4本とは今からは想像もできないです・・・
22年前のダイヤは大変興味深かったです♪♪
##明日は京王線編です!!