2011年2月18日西武線工事調査(6) 府中街道編
2011年2月18日に西武線の各所で工事調査をしました。
ラスト、その(6)として、高架化工事が進められている拝島線萩山~小川間の府中街道交差部の状況です。
府中街道の踏切の小川方に工事用の通路がありますね。
工事用のヤードへの重機械等搬入ルートの出入り口が本設側に設けられず、仮線を横断する必要があるという事です。
となると、今後は仮下り線の撤去をしたあと、その部分にヤードを構築して上り線の高架橋を構築していく形になるでしょうか?
スペース的に府中街道交差部の桁を本設位置に設けることが可能なようにも見えますが、そうすると重機械等搬入ルートが構築できない感じもあります。
そういった理由から桁をずれた位置に構築せざるを得なかったのかなと思ったりします。
反対側の萩山側の状況を見てみます。
萩山側はこのように工事ヤードが広く確保されているんですよね。
こうした条件から、下り線側に仮設の桁受け架台を構築し、暫定的に桁を受けています。
桁は下り線よりも仮線側に張り出した形になっており、桁の本設移設量が少なくなるようにはしているようですね。
萩山側のヤードは前述のヤードから下り高架橋をアンダーパスして移動する形のようです。
こうした状況であるからこそ仮線に木製覆工が無いのでしょうね。
桁部分のデザインで分かるのですが、高架橋は高欄部分に西武ブルーっていうのでしょうか、青いラインが2本引かれています。
景観に配慮したデザインは、京急蒲田付近の高架橋に似ていますね!!
今回の西武線調査シリーズは以上です。