2011年4月24日京急線工事調査(2)
2011年4月24日京急線の工事状況調査をしました。
その(2)として、京急蒲田駅、糀谷駅の状況についてコメントします!!
京急蒲田駅ですが、駅施設自体は3階部分を含めて大半が完成している状況で、昨今動きが大きいのは高架ホームと地上のちょうど間の高さに位置するコンコース階となっています。
上り線が高架ホームになった際、一部分はコンコース階を構築して活用する形になっていましたが、切換ステップ上殆どの部分は切換後に整備した形にならざるを得ず、地上設備の撤去とあわせてコンコース階の整備が進められてきたわけです。
写真-1は終点方部分で、地上部分は暫定移動経路が無いため更地になっており、上部にコンコース階の床面の梁が構築されているのが分かります。
床の設置はこれからといったところでしょうか。
写真-1より起点側に進んだあたりの状況です。
地上ホームへの移動経路として暫定の通路が残っており、その上部部分のコンコース整備が行われていることがわかります。
上記のコンコース整備状況を下り地上ホームから見た状況です。
コンコース範囲は高架橋の全幅のようですね。
ホーム中央部付近ではコンコース階の床設置が完了している部分もありました。
改札口付近等設備設置箇所を先行して進めている感じなのかなぁと思ったり。
ヤードの関係で奥まった位置となるホーム中央部から施工しているだけかもしれませんが。
糀谷駅ですが、下り線ホームの終点方はまだまだこれからという状況です。
下り高架橋の構築を進めてからでないと、駅ホーム部の張り出し部分の施工が出来ないような雰囲気ですね。
地上の旧上り線部分の撤去は大方整理がついて、駅施設構築に向けた工事が進んでいるのかなと思える状況になってきています。
上り線の切換から日が経っているのに下り線の高架橋構築の動きがここまでないとなると、施工ヤードの関係で、駅部分の改良を先行させているような印象も受けます。
もう少しすると高架橋構築も進んでいくのかなぁというのが現場を見た印象です!!
簡単ですが、今回は以上です。