2011年5月8日阪神本線工事調査(6) 三宮駅上り線編
2011年5月8日に阪神本線の工事調査をしましたので、報告します!!
ラストその(6)として駅改良工事が進められている三宮駅の上り線側の状況についてコメントします。
現在の三宮駅の起点方の配線は、折り返し線用に片渡り+分岐が設けられている状況ですが、駅位置移設に伴い、新たな分岐が起点方に設けられています。
現在のところ上り線から下り線側への片渡りのみで、下り線部分には新設されていませんが、順次設置されていくものと思われます。
トンネル函体と分岐の位置から推測するに、中線のみが折り返しが出来る配線(外側の下り線からは上り線側に転線する渡りが設けられない)になるようですから、配線切換を中途半端にする訳にはいかなそうです・・・
現行の折り返し線の機能は上下線間の渡り位置が変わっても問題が無いので、その次の切換で一気に下り線と折り返し線の機能を入れ替えるのかなと思います。
上り線も現在の位置からトンネル函体端部に移設されることになります。
前述写真-1の通り、分岐位置が起点方にずれているので、そこから線路の位置を端部側にシフトさせていくものと思われます。
ホーム端部から先はトンネル函体構築が大方完了しているため、その後はホーム側に手をいれていくような状況でしょうか。
降車ホーム部分に上り線を移設させるため、折り返し線側と同様にホームの仮設構造化が行われ、既に完了している状況です。
上り線軌道には木製覆工が敷かれるなど、工事モードになっていますね。
終点方も同様の状況です。
階段付近の仮囲いは折り返し線側と同様の範囲で、仮設鋼材が構築されている部分ですね。
トンネル函体全体に係る作業という事なのかと思います。
上り線自体は、乗降ホームの機能をなくせるならば、外側の軌道さえ敷設してしまえば切換えることは出来るといえば出来そうです。
ただ、流動等を考慮すると、現行の乗車ホーム側の移動経路を強化したタイミングにならざるを得ないのかなぁとは思います。
下り側の切換が大々的になると思うので、そちらを優先させるかもしれませんね。
仮ホーム下の軌道敷設状況からしても、そんな感じかなと推測します。
ホーム函体を大きく弄っているホーム端部付近は似たような仮設物状況になっていますね。
基本的にこの手の工事は面倒なところ(工期がかかるところ)から手を入れていくと思われることから、こういう状況なのかと推測しますけれども、工事関係の情報をネットから引っ張ってこれる範囲で確認したところ、相当大変な感じですね。
切換手順が見つけられなかったので、工事手順を考えるだけで激烈妄想モードに入ってしまうような感じですけれども、まぁ楽しみはそのうちに・・・って事で、チャンスがあったら再度確認したいと思います!!
以上、長々と続けましたGWの旅の報告は完了です。
あ~、楽しかった♪♪