2011年7月15日西武線工事調査(2) 椎名町・保谷駅編
2011年7月15日に西武線の工事調査をしましたので、報告します!!
その(2)として駅改良工事が進められている椎名町駅と保谷駅の状況についてコメントします。
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<椎名町駅>
橋上駅舎化工事が進められている椎名町駅ですが、大方姿を現しつつあり、仕上げの段階に来ているようです。
それはホーム施設でも伺えるところで、ホーム終点方部分はホーム端部に「コ」の字型のプレキャストブロックを並べる、最近の西武線駅改良で見られる方式により改修が行われています。
既に改修が完了した範囲は線路面の木製覆工が撤去されており、少しずつ起点方に向かって工事が進んでいることが伺えます。
橋上駅舎への階段・エスカレーター部分は仮フェンスで囲われており、詳しくは確認できませんでしたが、エスカレーター機械のようなものが見られたので、前述の通り仕上げ段階という事で良いかなと思います。
どちらかというとホーム上の仕上げのほうが進んでいない感じであり、日々仕上げを進めている感じでしょうかね。
ホーム上の木製覆工はまだ存在していますが、ホーム端部のプロキャストブロックは設置されてるので、あとは仕上げですね!!
池袋方のホーム延伸部分については今まで特段動きが無かったのですが、今回は木製覆工の設置が進められていることが確認できました。
ホーム基礎の施工は用地の関係から言って、線路上スペースからということなのでしょうか?
こちらは今後の動きが楽しみです♪
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<保谷駅>
続いて保谷駅ですが、2面3線化工事はすでに完了しており、使用開始を待つだけの状態になっています。
起点方については、以前の姿が想像できないほど自然な形の線形になっており、ホーム上家も直線的でスマートですね!!
ちなみに以下は工事初期状況です。
https://okiraku-goraku.com/2008/11/2008112923.php#more
ん~、変わりましたね。
ちなみに、中線である2番線は、下り外側線3番線と同様に終点方寄せ停車設定になっており、8両編成の場合は起点方に停車しないため、ホーム上にその旨のステッカーが貼ってあります。
ホーム幅が終点方のほうが広いですし、改札口も終点寄りなので、良い設定であります。
ホーム中央部付近状況です。
こうして完成形を改めて見ると、屋根の一部にクリアパネルが使われていることが、明るさを引き出していますね。
ホーム幅も有りますし、中線の使用はありますが基本下り線用ホームとして広々としていて以前とは大きく印象が異なっています。
素敵です♪♪
ホーム終点方は橋上駅舎下部分になるため、起点方とはやや印象が変わります。
上家が無く、直接橋上駅舎の床面が天井になっているからでして、特に現行はエコモードという事もあって撮影時は照明がついていなかったので、照明があればまた印象は違うと思われます。
ホーム幅は広く、保谷止まりから以遠方面列車乗換利用も余裕で捌ける感じですね!!
7月17日から2番線が使用開始されます。
朝ラッシュ時の始発列車が2番線発になるため、その旨の掲示がされています。
通勤に大きく係る運用変更なので、ちゃんと告知していますね!!
コンコース階には上記のような目立つ掲示もされていました。
2番線は朝ラッシュ時の上り始発列車10本が発車ホームとして使用するだけではなく、早朝の下り列車1本も使用するようです。
2番線使用の切換により、下り外側線からの出発が出来なくなるという事なのでしょうね。
2番線から下り方面に進むという事は、現在の引上線の上り線側に新設された下り方面に接続するルートを通るのですね!!
明日のその(3)で保谷構内の状況についてコメントしたいと思います。