久喜で急行に接続する形で普通が２０分間隔で設定されているのは、輸送力・利便性的に妥当なところだなと考えます。

　以前は利用率の低い区間準急を多少間引き（例えば東武動物公園止まりにするとか）しても良いから、１本くらい羽生あたりまで走っても良さそうかなと考えたりもしましたが、東武動物公園で日光線系統急行に接続することで、久喜から１０分間隔を維持しているパターンの良さはありますし、変なサイクルにするよりは、分かりやすい現行パターンがやっぱり良いのかなって感じます。

　館林～太田間は普通が毎時２本になりますが、館林で時間調整をして３０分間隔に近づけるということはしていませんが、等間隔よりも時間調整を不要に発生させないほうが良いという事でしょうね。

　りょうもうが１時間に２本設定されているパターンを見ると、館林で緩急接続できる列車のほうを太田行にしたほうが良いような気もしますが、館林の緩急接続は館林付近のスジを近づける形になり、行き違いが困難になるというデメリットもあります。

　現行の行き違い設定を見ると、そのあたりも考慮した上での設定ということで納得できます。

　支線系統のスジがりょうもう号との接続を考慮していて、そこに普通スジもしっかり絡めている現行ダイヤは一つの完成形と言えましょう。