2011年10月9日JR品川駅切換後施設調査(2)
昨日に引き続きJR品川駅の切換後状況の報告です。
その(2)として、10番線の状況についてです!!
10番線の使用開始状況のチェックという事で、起点方から終点方にかけて移動しながら状況を確認してみました。
湘南ライナー使用ホームという事で使用頻度が低いため、設備としては必要最低限というか、質素な雰囲気が漂っています。
9番線側に仮フェンスはありますが、構造を見る限りホーム面も含めて最終形になっているようですね。
一番起点側まで進むと、フェンスが無くなり、最終形と思われる柵構造になっています。
お隣の9番線も線形的には10番線と同様に海側に曲がって整備されそうな事が、構築中の上家形状・線形から読み取れ、9番線と10番線は起点方でそれほど線路が離れている訳ではないと思うのですが、なぜか10番線ホームの9番線側に柵があるんですね。
10番線と9番線でホーム位置が違うのか、起点方の配線(分岐が設置されるとか)の関係だとか、そんな感じなのでしょうかね?
このあたりは今後の工事進捗が楽しみなところですね。
ホーム中央部付近は昇降設備から離れていることもあり、案内掲示もなくこんな雰囲気です。
構造に目を向けると、10番線側の今回整備された範囲は上家も新設しており、構造を既存部分と切って構築していますね。
既存部分に繋げるような感じならば、9番線側に既存施設流用部分があるのかなと思ったのですが、ホーム舗装も既存のより良い構造にして構築できる範囲で先行施工しているなど、このあと9番線側も10番線側と同様の改良を行うような雰囲気がします。
湘南ライナー用ホームという事もあり、ライナー券券売機が設置されています。
以前11・12番線にあるものと同様の構造のようですね。
後方(終点方)にはグリーン券券売機が設置されているのが見えます。
終点方に進んでいくと、一部仮フェンスが大きく張り出していてホームが狭くなっている部分があります。
周囲を見ると、どうやら乗換こ線橋を構築しているようです。
ホームが全体的に終点方に移設されるのが最終系となると、現在の乗換通路配置では終点方部分が混雑するということなのでしょうか?
11番線側も同様の状況になっていると、この時気づきました。
狭い部分を抜けて、最も終点方付近の状況です。
ホーム幅は狭くなってきていますが、9番線側とはグリーンフェンスで仕切られている状況です。
今後すぐに9番線側で工事の動きが出てくるという事なのでしょうか?
この狭い部分においても上家の構造がきちんと既存部分と切り離されていることが分かります。
奥が深いですなぁ~
その(3)に続きます!!