2011年11月22日

2011年11月18日京王井の頭線吉祥寺駅工事調査

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 2011年11月18日に京王井の頭線吉祥寺駅の工事調査をしましたので報告します!!

 2008年から2010年にかけて、8月に特別ダイヤを組んでの大規模な改良工事を行っている訳ですが、そろそろ終盤かなぁ?と思いチェックした次第です。

 順調に進んでいましたが、まだ完了していませんでした。

 なかなか大変な工事なのですねぇ・・・

 以下、コメントです!!

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写真-1:ホーム起点方状況

 ホームは上家・壁面・ホーム面とも最終形になっており、印象がグッと変わっております。

 ホーム先端部分は道路と交差する桁部分になるため、工事期間中は特に狭くなっていましたが、完成してみると随分と広くなりました。

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写真-2:ホーム起点方から終点方を望む!!

 ホーム照明が一直線に並ぶスマートなデザインですね。

 壁面部分も形状に拘っている感じで、恰好良い!!

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写真-3:軌道構造全景

 ホームの状況とは別に、高架橋部分は場所ごとに構造が異なっているため、以前と変わらないような印象もありますが、軌道構造はラダー式になっており、しっかり改良されていますね。

 レールとレールの間に盤が設置されているので、ラダー式っぽい見た目にはなっていないです。

 奥のホームが上り線側ホームになりますが、最も改札口付近の部分が仮設構造のままになっています。

 単純に施工順番上残っているのかな。

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写真-4:未改修状態部分は残りわずか

 その仮設構造部分の全景です。

 壁面側にも仮設フェンスがありますので、施工中ということからと思います。

 車止め付近にスロープ部分がありますが、そこからは両ホームとも仮設状態ですね。

 最終構造物の改札口付近の仕上げレベルが分かりませんが、バリアフリーの観点からすると変更してきそうな気もします。

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写真-5:車止め付近状況

 軌道構造としてはこれで最終形かなぁという状況。

 あとはホームから改札口にかけてのコンコースの仕上げですね!!

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写真-6:改札口状況

 天井から床まで完全に仮設材料で覆われています。

 前述の通りコンコース面の仕上げレベルが気になりますが、多少なりとものスロープは避けられないものと思われ、どういう割り付けになるかはこの状況からは分かりません・・・

 新設されたエレベーターのコンコース階レベルがこの仮床レベルより高い位置に設定されていて、仮スロープで結ばれているので、余計に分からない状況です。

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写真-7:EV状況

 駅ビル建替えの一環として整備されたエレベーターは10月から使用開始されたようです。

 出口の1階、JR線乗り場・井の頭線の券売機設置階である2階、井の頭線ホーム階の3階を結ぶ3層タイプになっており、位置的には利用しやすい感じでグーです。

 次は完成時にチェックしたいと思います!!