2011年12月 6日

2011年11月27日JR南武線南多摩駅工事調査

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 2011年11月27日にJR南武線南多摩駅の工事調査をしましたので報告します!!

 12月23日から24日にかけて線路切換が実施されて下り線が高架化されるので、下り線施設に着目しつつ、駅周囲を徒歩移動してみました。

 以下、コメントです。

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写真-1:高架ホーム状況(終点方)

 高架ホームは完成状態にあります。

 下り線および島式ホームの一部が使用開始される形で整備されたことが分かります。

 このアングルからはホームの手前方に仮フェンスが敷き詰められているため状況が確認できませんでしたが、後述の各所からの施設チェックで、高架下の駅施設と昇降設備が整備されていることは分かりました。

 おそらく下り線切換後は改札口から直接高架下りホームにアクセスできる形になりましょう。

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写真-2:高架ホーム状況(起点方)

 起点方の状況も同様ですが、ホーム設置位置が仮ホームよりも起点方にある関係でホーム幅の確保が終点方と比べて出来ていない模様です。

 仮ホームの真上が上り線位置と考えると位置関係が分かりやすいかな?

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写真-3:高架ホームと仮こ線橋の位置関係

 現在の仮こ線橋の横断部から下り高架ホームを見ると、仮こ線橋部分だけ仮フェンスが設置されていないことが分かります。

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写真-4:仮こ線橋から高架ホーム接続部を除く!!

 覗いてみると、下り高架ホームがよく見える状況で、誘導タイルが仮こ線橋方向に向いていることから、確実につなげるだろうことが分かりました。

 左側は階段もしくはエスカレーターの高欄でしょうから、昇降設備は出来上がっている訳で、切換後上り線へのアクセスは下りホームを介して、仮こ線橋を使って仮上りホームに移動することになりましょう。

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写真-5:高架ホーム駅舎外観全景

 高架ホーム下り線側の駅舎外観はこんな感じで出来上がっています。

 稲城長沼がグリーン系の色合いなのに対してグレー基調でシックな感じですね。

 現在の駅舎・改札口は高架橋構築に支障しない位置関係のため、このような状況になっています。

 この写真では分かりませんが、改札口よりも起点方に進むと、高架下部分で一部コンコース階工事が進んでいる範囲があるため、そこが新たな(当面の)移動ルートになるのでしょう。

 このあたりは改札口が上り線側に設けられた稲城長沼とは全く異なる状態ですね。

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写真-6:終点方高架橋状況1

 駅のすぐ終点方は単線トラスが美しく完成しており、高架橋も下り線側から見ると仮線も無く完成したかのような状況になっています。

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写真-7:終点方高架橋状況2

 仮線側からアプローチ側を見ると、複線高架橋で構築できている範囲は複線で構築していることが分かりますね。

 手前部分は島式の駅に近づくため上り線高架橋が現仮下り線に支障するため施工できない範囲であることが読み取れます。

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写真-8:今回の高架化状況図(沿道掲示案内より)

 最後に、南多摩駅における下り線高架化状況の図です。

 赤い範囲が使用開始の表現であり、前述のとおり下り線とホーム施設が使用開始されます。

 しかし、よくよく見るとホーム上家の半分が赤く塗られていなかったりと暫定的であることが示されていますね。

 稲城長沼駅と同様にスペースの関係によるものなので、一気に構築できないのは仕方のない所であります。

 次は切換後に確認したいと思います!!