2011年11月27日京王線工事調査(3) LCD案内板編
2011年11月27日に京王線の調布駅付近工事調査をしましたので報告します。
その(3)はおまけでして、工事とはまったく関係ないLCD案内板(旅客案内ディスプレイ)についてです。
最近新設されたもののようで、西調布駅で現物を見ることが出来ましたが、タイミング良く(悪く?)京王線全線で遅延が生じていて、異常時案内も確認出来ました。
そのあたり簡単にコメントしたいと思います!!
掲示を見ると、「駅改札口付近で、異常時に運転支障区間や振替路線案内などの情報をタイムリーかつ視覚的にわかりやすく、お知らせ出来るようになりました。旅客案内ディスプレイは、全ての駅へ順次設置を進めています」とあります。
画面イメージがポスターに記載され、左側が通常時の時刻表表記、右側が異常時の運行状況表記の状況を示しています。
LCDディスプレイですから、非常に分かりやすい印象です。
よし、現物を見てみましょう!!
異常時における通常時画面の表記のため、通常インフォメーションが表記される下スペースは運行状況表示になっています。
時刻表表記部分は方面表記の下に左から「番線」「発車時刻」「列車種別」「行先」「接続等案内」が示されています。
西調布駅なので、接続等案内は上りだと調布、下りだと府中の事が表記されていました。
異常時は通常画面と異常時画面が交互に表示されるようで、こちらが異常時画面になります。
京王線全線と周囲の振替路線が画面全体で確認できるようになっています。
左側に凡例があり、赤が運転見合わせ、黄色が遅延、青色は正常運行範囲とのこと。
この状況は運転見合わせは解除したものの、その影響で井の頭線を除く範囲で遅延が生じていることが分かりますね。
振替路線は京王線全線の周囲という事で、中央線、山手線および副都心線、東急田園都市線と東横線、横浜線で囲われた範囲になっていますね。
横浜線、南武線、多摩都市モノレールで迂回ルートが取れる範囲という感じでしょうか。
東急東横線まで含まれているのは渋谷が京王における一拠点であり、南武線からの乗換という観点では田園都市線とさほど条件が変わらないということがあるのでしょうか。
時刻表だけ見ても見やすくて優れた案内板になっているので、整備が楽しみなところです!!