2012年1月17日

JR日進駅橋上駅舎施設調査(1) ホーム階編

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 ちょいとばかし仕事が張っていて工事調査をする時間が確保出来ないため、夜にご近所日進駅の橋上駅舎化された施設状況を確認してきましたので、複数回に分けて報告したいと思います。

 2010年3月に完成した施設でして、いつでも確認できると思ってノーチェックでした(苦笑)。

 その(1)としてホーム階状況です。

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写真-1:橋上駅舎化改良範囲全景

 従来の日進駅は下り線ホームに併設して駅舎・改札口(現南口)があるのみでしたが、橋上駅舎化および自由通路整備に伴い上り線ホーム側となる北口側に出口が整備されました。

 駅の改良範囲としては橋上駅舎に至る昇降設備2箇所の間のみで、前後ホーム端部範囲は従来構造のままになっています。

 ホーム上の新施設配置は上下ホームとも同様で、起点方から階段、待合室、エレベーター、階段およびエスカレーターとなっています。

 橋上駅舎としてはベーシックな配置ですね。

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写真-2:起点方階段状況

 ホーム中央部の改良範囲起点方に位置する階段状況です。

 エスカレーター2人用幅基準で2.5倍くらいの幅があり、十分な広さが確保されています。

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写真-3:待合室状況

 階段の下部にかかる位置に待合室が設置されています。

 日中時は20分間隔で早朝深夜には運転間隔が開くケースもあるので、こうした空調完備の待合室は有難いですね。

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写真-4:エレベーター入口部状況

 待合室の終点方にエレベーターが設置されています。

 通常だとホームの中に設置されますが、当駅はレイアウトの関係かエレベーターの設置位置がホーム敷地から外れた部分になっており、橋上駅舎下部の壁があることからホームから直接見えません。

 ホーム階においては起点方にL字に曲がって乗り込む形になり、コンコース階は反対側のドアが開き直進できます。

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写真-5:終点方階段及びエスカレーター状況

 最も終点方には階段とエスカレーター1基(上り)が併設されています。

 最近はエスカレーターが上下1基設置されているケースが大半ですが、珍しく1基のみです。

 2基設置すると階段幅が取れない状況ではありますが、階段が2箇所あることからコストの関係かなぁと推測します。

 ちなみにコンコース外の自由通路部分もエスカレーターは上りのみの設置です。

 その(2)に続きます!!