2012年1月 4日

2011年12月30日京急本線大森町駅工事調査

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 2011年12月30日に京急本線の大森町駅の工事状況調査をしましたので、報告します!!

 大森町駅については上り線高架化の段階で直上高架階部分の施設はほぼ出来上がっていました。

 しかし直上高架方式であるが故に、昇降設備等の本設整備がスペース上出来ず、上り線部分は仮ルートの通路を設けて改札口とつなげるなど、暫定的な状態でありました。

 その後、地上に残る下り線のホームを旧上り線側に切り替える事で下り線側の昇降設備の工事を進めている状況でしたが、そのあたりを確認してみました。

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写真-1:下り仮ホームから昇降設備構築状況を確認する!!

 下り高架ホームからコンコースに降りる階段が確認できます。

 下りホームが仮ホーム化された事で、もともとの下りホーム施設が撤去されて作業ヤードになっているようで、そのスペースで昇降設備の構築が可能になったという事でしょう。

 階段は構築されていますが、上りホーム側もエスカレーターは構築できていない状況なので、下り線が高架化されてからの作業になるのかなと思います。

 エレベーターは位置的に構築できそうですが、作業ヤードのゲート位置から考えて、奥になる階段を先行したという感じでしょうか。

 これから動きが出てきそうです。

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写真-2:駅終点方踏切付近のゲート状況

 現在の仮改札口を出て踏切を渡ると、下りホーム側にゲートがあります。

 ご覧の通り重機類が配置されており、空頭の無い中で作業を進めているようですね。

 高架階部分は外装も綺麗に出来ていますが、地上階レベルはコンコースの整備が出来ない状況なので、まだ手を付けられないことが分かります。

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写真-3:下りホーム側駅舎外観状況

 裏路地を起点方に向かって進むと、外観が確認できる箇所があります。

 やはり高架階部分は外装が完成しており、その下は作業中といった状況です。

 近接施設があるため、資機材搬入箇所が限られていることが伺えますね。

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写真-4:昇降設備設置箇所を望む

 エスカレーター、エレベーターの設置位置は開口が用意されているため、遠目からでも設置位置が分かります。

 高架橋の柱より外側部分での設置・架設が行われることが分かりますね。

 おそらく下り線高架化の段階では階段から現在の仮ホームに渡し板を通して仮通路とし、下り線撤去後にコンコース階の整備を行っていく形になるのかなぁと推測します。

 このスペースでも施工は出来そうですが、施工条件が良い時のほうがラクですしね。

 エレベーターは上り線と同様に何とか切換までに完成させるでしょう。

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写真-5:駅に掲示されていた完成パース

 大森町駅はこんな感じになります。

 コンコース階施設は現行のホームスペースの内側に位置しており、地上の下り線が無くならないことには構築が出来ないことが読み取れます。

 下り線切換後も残工事が残ることになると思われ、直上高架方式って大変なんだなぁと再確認。

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 また時期を見てチェックしたいと思います!!