JR日進駅橋上駅舎施設調査(3) 自由通路編
昨日に引き続き、JR日進駅の橋上駅舎施設状況の報告をします。
ラストその(3)としてコンコース外、南北自由通路部分の状況です!!
改札口を中心に南北口間を結ぶ形で自由通路が整備されました。
改札口付近の改札外コンコースを兼ねる部分もありますが、通路幅としては十分なものであると考えます。
改札口、自動券売機、キヨスクなどの施設およびコンコースといったJR東日本の駅施設と捉えられるものは自由通路幅を構成する柱で区切られているようですね(写真左側の柱)。
シャッターが閉まる部分が自由通路と駅施設の境目なのかなと思います。
構造上はもちろん連続している訳ですが、そのあたりは区切りとしてしっかりしてますよね!!
南口側、北口側とも自由通路の端部突き当り部分にエレベーターが設置されています。
地上階部分はドアが反対側になるレイアウトですね。
規模は一般的なもののようです。
エスカレーターと階段部分の状況をコンコース階から見たアングルです。
階段はエスカレーターの2倍ちょいの幅程度でしょうか。
エスカレーターは2人幅タイプで上り専用になっています。
上りだけの設置というのは最近では珍しいかもしれませんが、ホーム施設も同様なので、そういう計画なのでしょうか。
ちなみにエスカレーター脇に1人幅タイプならエスカレーターが設置できそうなスペースが空いていますが、将来を見越した形なのかどうか、ちょっと分かりません・・・
エスカレーター・階段を地上階部分から見たアングルです。
上家がエスカレーター・階段の形状に合わさっているのではなくコンコース階レベルの高さで維持されているので、ガラス面多用も相まって空間の広さが見いだされる感じでしょうか。
この形状で雨等の吹き込みがないからこそ、コンコース外エスカレーターとコンコース内階段の間に吹き抜けがある訳で、コンセプトはなかなか良いように思います。
コンコース外にはトイレが南口側・北口側いずれにも設けられました。
駅規模からすると十分すぎる配置といった感じでしょうか。
その脇にはエレベーターの地上階乗り場があります。
レイアウト上遠回りになりがちなエレベーターですが、当駅に関しては、エレベーターと階段までの移動距離が同等になるような形です。
全体的な利便性が配慮されているようですね。
簡単ですが、以上です!!