2012年3月26日京王線つつじヶ丘駅日中時緩急接続間合調査
2012年3月26日に京王線つつじヶ丘駅における日中時の緩急接続間合を調査しましたので、報告します!!
上下1サイクル20分ずつ見てみました。
上下とも各駅停車の到着が遅れており、緩急接続間合は所定よりも詰まった形になっていましたが、故に新型ATCで詰められる能力が見られたかと思ったり。
上りの遅れが顕著だったのは、相模原線の折り返し列車と絡むサイクルですね。
各駅停車の遅れよりも、後続の準特急、急行の遅れが顕著というところが、上り本線を使っての折り返しのタイトさ(下りが遅れると入替が遅れる)を示しているように感じます。
そんな日中時の緩急接続間合状況について、以下コメントです!!
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<下り:快速緩急接続パターン>
12:19:34各駅停車到着
12:21:01快速到着【1:27後】
12:21:30快速発車【1:56後】
12:22:39準特急通過【3:05後/快速発から1:09後】
12:23:36各駅停車発車【4:02後/準特急通過から0:57後】
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各駅が2分遅れで到着しており、その影響を受けて千歳烏山から続行となる快速も遅れています。
快速が約1分半後の到着なのは、前駅停車列車同士としてはこれが良い所なのでしょうか。
快速の後の準特急はつつじヶ丘手前から徐行ぎみになりますが、故に詰めていることもあり、快速発車から1分少々で通過しています。
各駅停車が準特急通過後1分以内に出発していることもあり、待避時間は4分02秒となっています。
所定が5分ちょっとなので、遅れを列車の詰めで取り戻していますね。
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<下り:急行緩急接続パターン>
12:29:39各駅停車到着
12:30:55急行到着【1:16後】
12:31:29急行発車【1:50後】
12:32:48準特急通過【3:09後/急行発から1:19後】
12:33:48各駅停車発車【4:09後/準特急通過から1:00後】
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急行の場合ですが、各駅の遅れは10分前とほぼ同様なので、同一条件で比較できる感じです。
仙川通過の分だけ詰めることが出来ており、1分16秒後の到着は快速よりやや早いタイミングになっています(逆にこの程度の差という見方もできますが・・・)。
急行発車からの準特急通過、各駅停車の発車までの間合いはほぼ同様ですね。
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<上り:快速緩急接続パターン>
12:11:10各駅停車到着
12:11:37準特急通過【0:27後】
12:12:55快速到着【1:45後/準特急通過から1:18後】
12:13:21快速発車【2:11後】
12:14:42各駅停車発車【3:32後/快速発車から1:21後】
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各駅停車が所定より2分遅れで到着したため、後続の準特急が詰めるだけ詰めた形で通過しています。
その間合がなんと27秒!!
各駅停車が副本線に入って、停止位置までゆっくりと進む間に分岐が切り換わり、準特急が爆走通過していくという感じですが、この通過間合はちょっとすごい感じですね(あくまで遅れがあっての事ですが)。
快速の到着は準特急通過から1分18秒で、調布からの続行運転がされると、この程度の間合で到着できるという事ですね。
快速出発後の各駅停車は、千歳烏山まで続行運転となる間合のため、1分21秒後の出発になっていますが、下りの続行運転間合に近いのは同じ理屈なのでしょうか。
遅れがあっての事ですが、各駅停車の到着から発車まで3分半というのは中々の詰まり具合といった印象です。
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<上り:急行緩急接続パターン>
12:21:35各駅停車到着
12:22:36準特急通過【1:01後】
12:24:19急行到着【2:44後/準特急通過から1:43後】
12:24:49急行発車【3:14後】
12:25:51各駅停車発車【4:16後/急行発車から1:02後】
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遅れていた各駅到着後、準特急通過まで1分なのは、準特急自体も遅れていたという事になろうかと思います。
急行の到着の遅れも調布発車時のゴタゴタという印象かなぁ。
各駅停車が急行出発後1分ちょいで出発しているのは、快速の後続となる場合とは明確に違います。
上下ともその点は一致していますね!!
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以上、上下別に4パターン見てみました。